フル休み
2024年7月1日(月)
夜中、ハイボール飲りながら落語を聴く。
ここ3年くらい人情噺を避けていたのだが、酔いに任せ、つい「人情八百屋」を聴いてしまった。
泣かせにかかるのがずっと鼻につく噺だが、サゲが素晴らしい。やっぱダジャレみたいなもんが1番面白いよ。
朝、7月。
7月に入ったということは、1年の半分が終了したということ。
しかし、「盆を過ぎたらもう年末」というのは何度も何度も経験している。だから既に11月くらいの気持ちで、引き締めて生活ならびに仕事をして行かねばならない。
本日の次女のお弁当。
干しエビとキャベツのお好み焼き風オムレツ、鶏モモ焼いたの、豆、レンコン。あとはキムチと、三女が作ってくれたキュウリの浅漬け。
次女と三女を送り出してから、カミサンは庭いじり。
マスターは、アメトーーク観ながら3kmほどゆっくりラン。なるほど、TVerならスクリーンショットが撮れるんだな。しっかり汗かいてようやく昨夜の酒と、最近の疲労感が抜けた。
カミサンも庭いじりでイイ疲労感だったらしい。
お昼は2人で三瓶山にあるベーグル屋さんへお勉強に。
なるほど。
ランチしてからは三瓶温泉。平日の昼間だが、結構活気があった。カミサンも「解毒した」との事。
サウナもキメて、カミサンを待つ間に『半暮刻』を。若い人に「どうして悪いことをしてはいけないの?」と訊かれれば、それは「だってもっと悪い奴に利用されるからだよ」と答えるようにしているのだが、それの教科書みたいなお話。
これと、
これもセットで読んでみたらイイとオススメしたい。無邪気な分なだけに、上の方がさらに「地獄」みたいな本だけど。
若く真面目な人ほど「早く何者かに成らなければ!」と焦るだろう。目にするのは、そんな若くして「成功している」人ばかりだもんな。金だって要るしな。わかるよ。
ただ、非合法な事してでも得られる利益というのは、その期待値に反し、実際はあまりに少ない。
だってそうだろう。
どうやったって、その上の「プロの非合法」の奴らに掠め取られるしかないんだから。
今、手元にあるマネー。
これを「どうやったら最大限に価値をつけてやれるか?」を考えるのが商売であり、今あるマネーの寡多は本来の問題では無い。
つまり金が無いのではなく、工夫がないだけだ。工夫が出来ないで、商売は成らん。
若い人には是非とも「ウッヒョ〜!金が無い〜!どうしよう〜!」と楽しんでやってもらいたい(ただ、本当に生活が困窮の人は一緒に役所に行ってあげるから俺に言ってきて)。
高校の寮生活。袋ラーメンを2つに割って、それを友達と昼と夜とで食べた。金が無くてひもじかった。
長女が生まれたのに、貯金はマイナス何百万だった。絶対に這い上がりたかった。
48歳の今、それがサイコーのイイ思い出になってる。
夜はチャーハンと野菜炒めを作った。カミサンが作った方が絶対に美味しいとはわかっていても、チャーハンを作るのは楽しいし、野菜炒めは「キノコの出汁」でやってみたかったし。
夕食を食べながら、カミサンと次女と進路相談会。
次女からは「1階はバイク屋さん!ハーレーを色々やる!そして、2階には『喫茶とおりみち』がある!そんなビルを建てる!」という野望を発表される。
すげぇ!俺のやりたい事とほぼ一緒じゃん!
俺はね、あとは、小・中学生に無料の学習塾とか、四十肩に悩むオジサンのためのマッサージ&ジムとかもやりたいんだよね〜。ビリヤードもしたいし、屋上ではBBQとかもイイんじゃない?ライブもできたら?
…やれんことも、無いんじゃないか。
次女に負けるワケにはいかんので、大人のチカラ見せつけてやろうと思う。