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2024-06-30

2024年6月30日(日)

3年前に一旦経験させていただいておりますので、この「四十肩」についてイチイチ落ち込んだりしないが、痛いのは痛い。

痛い。ジンジンする。

 

午前4時に目が覚め、もうそのままお店の掃除を始めてみたりするのだが、如何せん気力が…。

人間やっぱ睡眠、寝たもん勝ち。ちゃんと眠れてる人がイチバンえらい。

 

ランチ。

本日も爆発的に大忙しで誠にありがとうございました。入ってもらえなかったお客様、申し訳ありませんでした。

そして「キッズルームが空くのを待ってる間にうどん食べてきた!」というお客様、なんかありがとうございました。

 

…うどんからの喫茶とおりみち。

これを俺は「非常にアリ!」と思っている。

 

というのもせっかく「喫茶店」と謳っているのだから、現状営業できていない15~17時の間も稼働し、お昼ごはんを食べ損ねてしまった人や、お友達とのお茶の時間などにもご利用いただけたら、これはもっと多くのお客様に喜んでもらえるのではないかと。

 

しかし。

経営上の問題もあり(15~17時はカミサンのお昼寝の時間)、お店を稼働するには、それ相応のトレードオフが必要になる。

カミサンのお昼寝を奪ってでもやらなければならない仕事…。

 

あと、俺だってこの時間にお笑い観たり映画観たり、ルームランナー動かしたりしたいし。

今日はたけし映画『首』の続きを見ながらゆっくりラン。予告の時点で、「戦国時代をベースに『ヤクザ映画』(アウトレイジ)やるんかな?」と思っていたのだが。

 

前半はブロマンス、エロティシズム。『dolls』に近い雰囲気。

まぁ、たけしならさもあらん。と、思ってそこで止めていたのだが。

 

後半が、ちゃんとたけしの『ヤクザ映画』。なんで豊臣秀吉が「死んでくんね?」って頼むんだよ笑。「くんね?」って。

 

あと、ひょうたん。

史実、秀吉は本当に兜にひょうたんだったらしいけど、サイコーにマヌケで面白い。イイ。

たけしが「今自分が世の中にどう見られているのか」を客観的にやったんだな。ずっとかっこ悪くて情けない。

 

それにしても「たけしのヤクザ映画」は、容赦がない。

 

何かを物語にするとき、事象や人物に過度なスポットライトを当てたいもんだ。

しかしたけしがヤクザ映画を撮る時は、その全て一切合切を「情けないモノ」として映す。

出てくる人間がすべてちゃんと「ただの人間」で、ヒーローも、悪役も、被害者も、加害者も、誰もが一律に「情けない」。とにかくみっともないヤツらばかりが出てくる。

 

そんな「みっともないヤツら」が出てくる映画を、俺たちは「あいつバカだな」とか「あぁはなりたくない」とか「どうしてちゃんと生きないのか?」と、ポップコーン食いながら安全な席に座って他人事で眺めている。

その姿勢には、優しさのかけらもあったもんじゃない。

 

勉強が出来ない。

スポーツも出来ない。

人とコミュニケーションは取れないし、

卑怯、臆病、目標もない。けど、でも、だって。今すぐ金は欲しい。

 

そんなヤツは、非難されて当然だ。

 

でも、本当にそうなのか?

ただ生きている、そして死ぬ。社会に評価される何かなんてなくても、それだけでも十分イイじゃねぇか。非難するほど偉くはないし、そんな人間になりたくない。

と、たけし映画を観るたびに思う。定期的な「業の肯定」させてもらえる。

 

夜営業の前。

 

三女が「四十肩対策」マッサージをしてくれると言う。あぎゃーー!何そのヒジーー!

強烈な肩甲骨グリグリにより、マスターの白髪化が一気に進行。めちゃくちゃ痛かった。

 

カミサンは「ワタシ、いっつもそれ以上に強くやってもらってるのに笑」と、俺の弱さを笑う。

いつもたけし映画を「エグ過ぎる。観れん」と言うくせに、カミサン、もしかして痛覚が死んでる?歯医者さんに通い過ぎて、何か大切なモノ(痛み)を失ってないか心配だ。

 

夜は三女が夕食にお稲荷さんをこしらえた。スヌーピーのお稲荷さん。可愛らしい。

 

お店片付けてから、みんなでワクワクルームで食事。お稲荷さんと一緒に、冷やし中華も。

 

いつものリビングではなく、たまに客席で子供たちと一緒に食事するのは、お客様目線を確認するのに非常に重要なこと。

カミサンのご提案でココで夕食を摂れたのは、とても良かった。

 

明日はお休みちょうだいいたします。

6月はたくさんのご愛顧、本当にありがとうございました。

7月も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 


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