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2024-05-20

中間テストギャンブル

2024年5月20日(月)

本日はカミサンが歯医者さんのためお店はお休み頂戴しております。

 

次女の弁当は親子丼でやっつけた。ズシリ、と来る質感。腹にも脳にもサティスファクションだろう。

 

歯医者や学校でみんな居なくなってから、youtube観ながら10kmラン。「うどんそば」がやはりメチャクチャに勉強になる。1回¥500払っても価値がある。

店内、特にキッチンを見る事ができるというのは、これまでならばそのお店に「修行」に行かなければ体験できない事だった。

時間や収入のコスト(特に時間がキツい)をかけなければならなかったことが、今ではこんな簡単に教えてもらえるなんて。

同業であるから、もちろん、実際に現場に入っている人にしかわからない事の方がほとんどであるとはわかっているが。

10kmなんて、すぐに走れたわ。

 

 

三女、明日から始まる初めての「中間テスト」に備えて早めの下校。

しかし、「いや、今日はおばあちゃんとトマトの植え付けしないと」と、一目散に畑へ。ま、理科の勉強にもなるか。

 

俺はカミサンが戻るまでにトンカツを仕込んでおいた。荒いパン粉も細かいパン粉も、両方味わいたい。結構人気でよく売れた。

 

急いで片付け、仕込みをしておいて

 

夕食後は家族総出で明日からの三女の中間テスト対策。


長女が抜けてからというもの、家庭内偏差値の下降甚だしい我が家ではあるが、でもやるしかない。

 

忙しさにかまけ、ここまで全く三女のお勉強は見てやれていなかった。

俺もカミサンも「こりゃあヤバいんじゃない?」との共通認識はあったが、しかしそれでもノータッチでここまで来てしまった。

 

でも、正直テストというのは我々家族にとって大した問題ではない。

不登校だった三女が、今は自分で自転車に乗って楽しく通学しているのだ。俺やカミサンにとってはそれでもう十分嬉しいんだから。

 

しかし、せっかくだ。

中間テストも家族イベントとして楽しませてもらおう。俺、カミサン、次女。お菓子やカフェラテを持ち寄ってみんなでお勉強する。

 

現状を冷静に確認したところ、確かに三女にとってお勉強というのは難しいみたい。

 

23:30の就寝時間まで、残されているのはあと3時間ほど。

この「3時間」を、どう使うか?

 

今ある資産を最大限に活用するのが商売人というもの。

3時間という資産を、絶対に有効に活用してみせる。

 

明日のテストは「社会」と「英語」。

「社会」の方はカミサンと次女、「英語」の方は俺で担当し、それぞれ1時間半でやっつけていく事になった。

 

どんなに堅実風に見えようとも、我々はしょせんは水商売。

吹けば飛ぶような商いを、それでも保たせようと思ったんだから「リスク」を取らねばならない。

かっこいいビジネス用語を使おうと、それはつまりはギャンブルだ。

 

今回の中間テストも、「残り3時間」という資産でギャンブルするしかない。

 

社会担当のカミサンと次女は「時差」。

そして英語担当の俺は「be動詞」にフルベットすることにし、三女にはそこだけを集中して勉強させた。

 

吉と出るか、凶と出るか。

 

結果はどうあれ、また1つ家族の楽しい思い出ができたのは間違いない。

 

サイコーの休日だったな。


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