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2024-05-01

オヤジと松永

2024年5月1日(水)

死んだオヤジが夢に出て来て、「お前は飲みすぎて調子に乗るところがあるから気をつけろ」と叱られて目が覚めた(比喩表現ではなく、目が覚めた)。

 

オヤジ。

それが最近はすっかり酒も減って来て、子供らもこれから本格的にお金もかかるだろうしで、ついに激安焼酎を飲むようになっちゃったよ。

「嗜好品の、節約の末は大五郎」って、ホントなんだな。

 

そうか、昨日はオヤジの命日だった。

叱ってくれる人がいてくれるというのはイイもんだ。ありがとう、たまには出て来てまた叱ってくれよ。

 

深夜1時過ぎ。

ラジオでは『爆笑問題のカーボーイ』が始まっており、爆笑の太田光も、最近飲み過ぎで失敗したウエストランドの河本を叱っていた。

 

軽やかなトークなのに、太田光の圧倒的な責任感とその父性。

関係各所にご迷惑をかけたお詫び(TBSには急遽、生放送にしてもらっているし)と、河本への「仕事とは」の教え。勉強になった。

 

それでもモニョモニョと「断酒しよう、というかするつもりではあるんですけど…」と、この後に及んで根性の入らない河本に、太田は「お前、大事なのは3年後だぞ。3年後にカミサンから酒を勧められたらどうするんだ?」と問いかける。

が、全然「返し」の出来ない河本。「勧めてくるワケないでしょ」だって。

 

流れは完全に落語の『芝浜』。

酒で身を持ち崩していた魚屋が、おかみさんの機転で酒を断つことになり、再び魚屋として立派な商人になる。

しかしその機転には重大なウソがあり、おかみさんはそれを3年後に打ち明ける…

という、芸人なら誰もが知ってる大ネタなのだが、河本は緊張もあり何も出来ない(もしかして『芝浜』を知らないのか?それでM-1チャンピオンになったなら、それはそれで凄いと思うが)。

 

それには流石に太田も憤慨し、「バカヤロー!談志の『芝浜』聴いてこい!」と叱り飛ばしたのだが、「いや。そう言えば、談志も酒で政治家やめたんだったわ」と、これまた綺麗な落語になっててお後がよろしいようで。

 

次女はまだお休みなので、今朝もお弁当は無し。三女の朝食だけ。

 

ランチ前、仏壇へ。日々色々ありますが、じいちゃん、おばあちゃん、オヤジ。これからもどうか孫、ひ孫たちを見守ってやってください。

 

ランチ。オープンからラストまで、一切途切れることなくサイコーの営業。ありがとうございました。

 

高校時代の友人が、わざわざ「2人とも休みが取れたから」と、奥様とご一緒にこの島根の山奥までピザとパスタを食べに来てくれた。ありがとう〜。

 

もうすぐ50になるというのに、運動も食事管理の努力もせずに若ぶろうとする我々中年にできる事はただ一つ、パーカーを着る事だけである。

ただ松永よ、そんなヘンテコな髪型なのにどうして東証1部上場企業で働けてんだよ、若ぶるとかいうレベルじゃないぞ笑

 

授業中、俺が厳しい英語の先生に問い詰められてる時、隣の席から「makes」と小さい声で教えてくれた松永。

「先生方もいらっしゃるから、今回は絶対にスーツ着用」という俺の情報(デマ)を信じ、100人中、1人だけスーツで同窓会に来た松永。

そして「娘さんと奥さんにだけよ」と、山ほどお土産持って来てくれた松永。と言いつつ、俺っぽいものも買ってきてくれた松永。

 

 

朝、仏壇には、たくさんお供えがあった。

昨日オヤジの仲良しの人たちが持ってきてくれたんだろうな、ありがとうございます。

「オヤジ、みんなから慕われていたんだな」と思わせてもらえるのは、通夜の時からずっと俺の励みになってます。俺もけっこうサイコーの仲間が出来たよ。

 

でも。

まだまだ、それよりはもうちょっと頑張りたいと思っているけど、どうしてもこの日だけは逆算してしまう。

あと7年か。

 

まぁ、それよりは長く行くつもりだけれど、こればっかりはね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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