威風堂々
2024年4月30日(火)
倉敷への往復で疲れているのだが、しかしそういう日こそ寝つきが悪い。
何か映画でも観ながら落ちて行こうと思っていたら、ちょうどNetflixで『シティハンター』が公開されていたのでそれに決定。
映画としては俺は50点も怪しいと思うのだが、配点としてはその50点のうちの100%は鈴木亮平が出している。『ミッションインポッシブル』の作り方と同じ。
ガンアクションが素晴らしく、撃つシーンももちろんだがリロードの所作は別格に美しかった。ただ『ベイビーわるきゅーれ』ほどの感動があったかと言われると、それはなんとも。相棒役はもう変えた方がいい。
予算も多分、鈴木良平に全振り。唯一光った安藤政信も、その使い方があまりにあまりに勿体無買った。
正直、本作よりもメイキングの方が観てみたい。
カミサンからは「なんで早く寝ないの!」と叱られる。
「だいたい、寝る前に映画観たりラジオ聴いたり、アタマを使う感じが良くないのよ」
「最近ワタシ、寝る前にクラシックを聴くの。マスターも聴きなさい」だと。
クラシックね〜
しかし、これはカミサンが俺を心配してくれてのご提案のワケだから、それを試さないのは間違っている。
テキトーに「クラッシック」で検索して、テレビを消した。
案外悪くない。
壮大でありながら、心が落ち着いていくような気もする。
が、
ちゃ〜、ちゃらら〜、ちゃ〜ら〜♪
ちゃ〜、ちゃららら〜♪
と、エルガーの「威風堂々」が流れてきてしまう。
これは最高の映画『キングスマン 』の中の、最高のシーンで流れる曲。
さっきのNetflixであまりにも不完全燃焼してしまっている俺としては、やはりスカッとして眠りたい。
再びテレビをつけて、『キングスマン』を最初から視聴。『威風堂々』が流れ、「やっぱココは最高のシーンだわ〜」と気分爽快。結局全部観ちゃって午前3時になってしまったが、でもこれで気持ちよく眠れた。
朝、カミサンは次女を連れて病院へ。
おかげさまでコロナでもインフルエンザでもなく、ただの風邪であろうと。ご心配をおかけしました。
ランチ。
クリエィティブS女史が、ウチのグッズのプロトタイプを作って来てくれる。どんなのが出来るか楽しみ。
お店はおヒマだった。
夕方、雨が降っている。
しかし三女は頑張ってチャリンコで帰宅。結構濡れちゃっているが、たくましくなったもんだな。
「20分休憩して、それから1時間で宿題を終わらせるわ」だって。
中学校へ入学してからの1ヶ月、よく頑張っている。勉強時間だけで言えば、余裕で次女の3倍くらいはしているだろうね。
次女は熱は下がったようだが、全く起きて来ずにずっと眠っている。まぁ、しっかり寝てちゃんと治そう。
夜は同業の知り合いが来てくれて、ちょっとお話。
明日も次女の学校はお休みなので、お弁当もなくリラックスして眠れる。
ありがたい。