満席御礼
2023年11月5日(日)
深夜、『トークサバイバー2』の続き。本当にサイコーだな…
俺がお笑いを大好きでいるのは、こういう「自分のダメなところ」をさらけ出す事こそが評価されるその世界線。
失敗もするし、ビビリもする。人間は弱い生き物。
それでも勇気を出して「恥を晒す」ってのが職業であり生き様なんだから、やっぱり「お笑い芸人」というのはすごいなぁと、以前はずっと嫌いだった渡部から勇気をもらうとはね。
ランチ。満席御礼、ありがとうございました。程よい感じの忙しさでありました。
夕方。
仕事が終わって帰ろうとするえっちゃんに「今日、晩ごはん何にするん?」と訊いてみる。
晩ごはんが全然思いつかないもんだから、何かヒントが欲しい。
えっちゃんは「焼きそばですかね〜」。あ〜、ウチ昨夜が焼きそばだったんだよな〜
冷蔵庫みながら、なんとか「お好み焼き」に落ち着いた。
夜営業、キッズルームもワクワクルームも埋まってイイ感じ。
落ち着いた頃、カウンターには常連のKちゃんが来てくれて、久しぶりの「とおりみち、カウンター駄話」。
ちょっと会わない間に、お互い人生観を変える事がいろいろあった。
久しぶりに「自分の言葉」で会話できた気がする。
想いをぶつける、とは違うのだが「そのまま喋っても大丈夫」と思わせてくれる仲間。Kちゃんはクルマだから飲めないのに、俺はついついレモンサワーが進み過ぎてしまった。
昼夜の営業で疲れ果て、カミサンはキッチン奥の小上がりで寝てしまっている。
俺は、この人を心身ともに安らかにしてやれる日が来るんだろうか。
片付けをしていると三女が降りてきてくれて、「パパ。洗い物、手伝うよ」と。やめて、泣いちゃうから。
しばらく皿を洗ったり拭いたりしてくれていたのだが、「リコちゃんのお弁当も作らないとね」と、砂糖を入れてタマゴを溶きだした。弁当の事まで気を遣ってくれているは有り難いのだが、まさか1品作ってくれるのか。
で、卵焼き完成。すごいや〜〜〜ん。
作れる事も素晴らしいが、小6で「今、これをやればこの人の助けになる」という事を理解できているというは、俺は悲しくもある。
そんなに大人の顔色を伺う必要は無い。そしてもし俺のせいでそのクセがついてしまっているなら本当に謝らなければならない。ごめんなさい。
子供という生き物は自由に生きて欲しい。
なのに、俺は三女に機嫌をうかがわせて生活させているんだろうな。カミサンにそう指摘された時、むちゃくちゃムカついたんだけどつまりは自覚があったという事で。
俺は三女の「良さ」を奪うような真似をしてしまっているのか。
そんな事を思いながら三女の横で洗い物をしていると、「あ、パパ。阪神優勝したよ」。
ネットニュースも遮断して、仕事終わったらゆっくり観ようと思ってたんだけどなぁ〜。言わないで欲しかったなぁ〜。
でも、ちょっと安心したわ。
Kちゃんと「歳取って、ちょっとした事で喜んだり悲しんだりするようになったなぁ」と話していたが、まぁ悪い事じゃあないよね。
豊かになったという事で。