教科書を越えていけ
2023年5月14日(日)
カミサンも俺も昨夜の忙しさから疲労回復する事が出来ないまま、ランチ営業。
カラダの疲れもあるが、それよりも堪えるのは、娘たちが2人共に体調が悪い事。
心配だし可愛そうだしで、なかなか元気が出ない。
オープン前に、1曲景気のイイヤツをかけて奮い立たせて営業開始。
けっこう元気が出る。ランチが終わるまでこのまま保ってくれ。
ランチ後。
三女の方は多少回復基調にあるようで、しかし何も出来ないのでベッドの上でゴロゴロとしている。
退屈だろうと、最近ラジオで知った『勉タメジャンプ』を購入してipadにいれておいてやった。
これはいわゆる「学習まんが」なのだが、我々が小さい頃のような「せいぜい教科書に絵が増えた程度」というようなレベルの漫画ではなく、ちゃんと当代一流の漫画家の先生が書いてくれている、読み物としてきっちり面白いモノらしい。
「集英社と『少年ジャンプ』が本気出してみた」、みたいなマンガ雑誌だった。
そもそも俺は「教科書こそエンタメ性を高めて欲しい」とずっと思っている。
国語はもちろん、算数理科社会も「読んでて面白い!」と子どもたちが感じられるようなモノになってればイイんじゃないかと。
せっかく日本には素晴らしい漫画家や小説家がいてくれているんだから、そういう人らにこそ教科書作りに参加してもらったら、もっと面白い教科書が出来るはず。
「勉強は苦労してナンボ」とか「辛いのを我慢する事こそ美徳」みたいな言い草は、それらからなんとか生き残れた先生や我々親が、「自分も苦労したんだから、お前もとにかく我慢しなさい」と思考停止してしまっているだけだ。
勉強そのものが面白けりゃあ子供は勝手にやってくれるんだから、ゲームや漫画やyoutubeに負けないような教科書作りをしてもらえたらと痛切に願う。
今の段階では、正直これで子供が勉強好きになってくれるというような雑誌ではまだなかったが、でも第一歩が始まったような気がして楽しみだ。もっと良くなっていって欲しい。
明日はみんな体調戻っているとイイんだが。