マサくん
2023年5月4日(木)
午前3時。ゴソゴソと物音がして目が覚める。
昨夜のBBQの片付けが甘かったらしく、タヌキやらがやってきてゴミを漁っていたようで、庭にゴミが散乱している。。。
放っておくとまたタヌキがやってくるだろうし、仕方なしに片付け。
せっかく起きたので、映画鑑賞。
ブラピと真田広之の『ブレット・トレイン』を視聴。「これは面白くなさそうだなぁ〜」と思いながら観始めた。実際面白くは無かったし、これが俺の人生の何かに影響する作品とならないのも、それも間違いない。
カミサンからもアルバイトのLさんからも「じゃあ何で最後まで観るの?」と訊かれたが、映画を観るというのは面白いとか面白くないじゃあないんだよ。
内容でいうと10時間ほど前に観た40分の『テッドラッソ』の方が100倍感動したのだが、感動するとか感動しないとかでもない。
「タランティーノ・フォロワーで感動した事ない」とか「そもそも伊坂幸太郎の小説はセリフにするとすごくダサい」など、色々と思うところはあるが、それでもこれは悪い映画じゃない。
ただ、このデビッド・リーチ監督は他に山ほど素晴らしい映画を撮っているので、どちらかというと是非「コレ以外」の作品をどうぞ。
そのまま寝ずにランチスタート。
本日も満席御礼、ありがとうございました。
予約の時点で「もしや…」と思っていたら、案の定、はるばる東京から親友のマサくんがご来店。5年ぶりくらいに会うのに、30分も話が出来なかった。
俺が自分自身で「情けない」「最悪だ」と思っているところを、昔からずっと「そこが面白い!」と励ますでも慰めるでもなく、寄り添ってくれる男マサくん。
帰り際に「ホントは帰りたくない!」と奥さんにゴネていた。
奥さんには「マスターはこんなもんじゃないんだ!酔っ払ったらもっと面白いんだぞ!」と説明してくれていたが、今も変わらず俺の「ダメなところ」を愛してくれていて嬉しかった。
「善きパパ」「善き夫」「善き商売人」…
なにか立派な人にならなければ、と悪戦苦闘の日々ではあるが、くたびれる時もある。
万事上手くやってるツラしているが、腹の中では本当は「俺はダメなヤツだな」と自責に耐えない。
しかし、そのままの俺を面白がってくれる人もいてくれると思えば前を向ける。
今度は俺が東京に会いに行こう。
いつも救ってもらってるから、今度は俺が恩返ししたいもんだ。
そういえば、マサくんと高校フケて一緒に観に行ったケビン・コスナーの『ウォーターワールド』も、あれも全然おもしろく無い映画だったよね〜。でも、やっぱり思い出に残ってる「イイ映画」なんだよな〜。
営業後、三女とお友達からベリーベリーソーダのご注文。お前も、困っている友達の支えになれるような人になるんだぞ。