狩人ってくらいだから、ホントに猟師よ。
2023年1月19日(木)
夜、リビングに上がってみるとカミサンはコタツで寝てしまっていた。
まだ起きていた三女と一緒にテレビ観ながらおしゃべり。明日しんどかったら休んでもイイぞと言ってみたが、「いや、明日はがんばる」と。そうか、でもまぁムリせんでもな。
今朝はカミサンが娘たちを送ってくれたので、店の用意しておいて少し読書。
昨日はココロ温まる小説を読めたのだが、今日のはサイコーに地獄。『ANIMA』。
話はぼんやりと進む。どうやら男は妻が酷い目に合わされた上に殺されたらしい。
「らしい」というのは、物語は男でも妻でもなく、常にその他の第三者の視点で語られていくのだが、その第三者というのが全て「そこに居合わせた動物たち」。
犬やら猫やら鳥やらが、見たものを見たままに語っていく。人間のような感情は持ち合わせていないから、誰に寄り添う事もない。
俺は常に「高度な無関心は、優しさと区別がつきにくい」と思っているが、そんなレベルではなく話は進む。恐ろしい、救いがない。
朝からヤバいの読んじゃったなと思っていたが、ランチは大忙しでそれどころじゃなかった。
今日はカミサンとの2人営業。平日なのにぎっちり満席、ウェイティングシートにお客様をお待たせしている時間帯も長かった。
ピークが過ぎたころ、俺もカミサンも非常に尊敬している浜田市のうどん屋さん「陽気な狩人」の大将とマダムがたっくさんお土産持ってご来店。ありがとうございます〜
「マスター!流行ってるね!」と言ってもらえたが、実は昨日まではすかんぴん。カッコ悪いところを見られないで助かった。
やまほど教えてもらいたい事があったのだが、カミサンばっかりフロアに出て俺はおしゃべり出来ず。カミサンと、「近いウチに絶対行こうな」とお約束。
夜もなかなか忙しくさせていただきました。ありがとうございました。
お店が終わってから、「狩人」の大将がくれたお手製のどぶろくを飲る。楽しそうなエチケットに負けず劣らず、飲んだらすぐに楽しくなっちゃうお味。このまま飲んでもいいし、炭酸で割ってもいいな。
会うだけで元気が出る「陽気な狩人」のご夫婦。俺もあんなとっつぁんになりたいんだが、まだまだ修行が足りんなぁ〜