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2022-11-27

『手紙』

2022年11月27日(日)

夜、GotGの『ホリデースペシャル』視聴。

マーベル映画の中で1番好きなキャラクターの物語で、ラスト、夜中なのに「うわぁ~~!」と声を出すほどのハッピーな話でありがたかった。宝物だわ。

 

そのまま深夜、『オードリーのANN』リアタイ。

若林の方は過労からの休み明けでの放送だったのだが、まぁ〜全然疲れがとれてないようで、普段にもましての「恨み節」が爆発した回。

 

ラジオの若林といえば、日々の「怒り」を思いっきりぶちまけるムチャクチャにクレイジーな男。

司会業だったり、春日に対する「穏やかなつっこみ」役の姿というテレビで観る「常識人」然としたタレントとはかけ離れたラジオの若林。

だからこそ多くの人に共感を得る、いわば超市井の人。

 

誰だって、「ですよね〜。わかるわ〜」と相槌を打ったそのすぐに、舌打ちしてツバ吐いた事もあるだろう。しかし誰にも見えないように。

それをラジオで堂々とやってのけるのが、このオードリー若林である(もっとムチャクチャ、「今日引退するのか?」レベルをやるのが御大有吉弘行)。

 

ラジオの途中。相方の春日が「今日から聴き始めてくれた人もいるかもしれないからさ、もうちょっと・・・」と収めようするのだが、最後まで怒り爆発させてくれていた。

 

「怒り」など、人生から無い方がイイに決まってる。

それはわかっている。でもわかっているからこそ苦しいんだよ、コントロール出来なくて。一応社会人だし。

そんなコントロール出来ない苦しみを、若林と有吉御大が「だって出来ねぇんだよ!」と声高々にしかもあの高所から大声で全国放送で言ってくれるのだ。

痛みを分け合ってくれてるようで、勝手に救われて就寝。

 

本日も満席御礼、ありがとうございました。

自分では、今日は悪くない営業だったと思う。

 

ランチで営業終了。東野圭吾の『手紙』を読む。主人公が、生活のために汚れていくのがキツイ。それが「大人になるという事」といえば、それまでなんだけど。

4章まで読み終えて、あと1章あるのだが、もうここで読むの止めてもイイかなとも思った。俺はこの東野圭吾の「結果は読み手に任せる」というのが、ちょっと好きではないから。

ならば、ノンフィクションを書けと思う。小説にしている分、責任は無いつもりか?しかし物語にだって責任を持てよ、と。あと、井上雄彦先生にはもっと痛烈に思う。

 

 

夕食後、『手紙』読了。

先々週だったか、ラジオで若林が「たった一言で『被害者になれる言葉』を使うヤツが嫌いなんだよ」と言っていた。

『手紙』の読後感はそれに尽きる。俺も『手紙』の主人公も勝手に「被害者ぶって」いるだけで、全然前向きではなかった。

心底打ちのめされた。

 

今日は日曜日。

早く有吉御大のラジオを聴きたいが、絶対に慰めてくれるようなものではなく、むしろ「無様。そのまま逝け」とradikoから言われそう。

 

考えすぎても、考えなさすぎてもダメだ。「じゃあどうしたら?」と悩むも、違うようだし。

 

最近のイライラしている自分に、何か答えが出そうなのだが、未だ解らず。

ただ、読んで良かった。人生が進んでくれたのは間違いない小説だった。東野先生、わかった風な口叩いてすいませんでした。

自分や誰かを責めがちな人には、絶対にオススメでございます、『手紙』。

 

同じく『ホリデースペシャル』は、「親父業」というものを思い出させてくれてサイコーなので、人類はみな観るべき。

若林も有吉御大ももちろん大好きだが、ヨンドゥだってきっと「ふざけんな!本なんか読んでんじゃねぇ!」とケツ蹴り上げてくれそうだ。

なかなか「理想の父親」になれんな〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 


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