ツバメ
2022年6月16日(木)
深夜。
昨夜の晩ごはんが「コストコのエビ」(安い、でかい)だったので、その頭とか殻とか使って恒例のスープ作り。みなさまこれは非常に簡単でとても美味しいので、「エビ」を食べた日は是非とも作っていただきたい。
①油も何もひかないフライパンに
②さきほど食べ終わったエビの殻(5尾分)をバサーっとひっくり返し
③弱火で炒める。水分を飛ばしてカラカラにする感じ。
④香ばしいスメルがしてきたら
⑤1500ccくらいお水を入れて
⑥弱火でコトコト1時間煮詰めましょう。
⑦で、火を切ったら放置。
⑧朝になったら、それを濾してやって完成です。
これでも「なんかかったるいなぁ」と仰る方には、
①エビの残骸をミキサーにかける
②煮る
③濾す
④好きなだけ塩入れる
で、大丈夫。
みんな、自分なりのエビスープ作りを楽しんでくれ。
そうやってエビスープ作りながら、今夜も引き続きコテンラジオで仏教についてお勉強。
「唯識」もわからん、「密教」もわからん、「無意識にアクセス」も全くわからん。全くわからんはずなのだが、途中からイイ感じにハイボールが効いてきてなんか分かったような気になってきた。そうかこれが「悟り」なのね・・・
朝。
昨日のエビスープを完成させつつ長女のお弁当も。
今日はサラダうどん。うどんの上に、たっぷりの葉っぱと、保冷剤代わりに冷凍シラスを入れておいた。
エビスープも完成したのだが、三女の提言によりそれは晩ごはんに回される事に。
三女いわく、「ゆーちゃん(長女)なら『1尾しか食べてないのに、これほどの量のスープが出来るのはおかしい』と気づくはず。だから、エビの事を忘れるまで時間稼ぎして欲しい」らしい。
たしかに昨夜は長女が食卓につくのが遅く、次女と三女だけがエビを「2尾」食べる事ができた。その事実を長女には絶対に隠し通したいという。
そんなに長女にビビらんでも、と思ったが確かに「パパとママの分のエビも食べてもイイよ〜」と言ったのは俺。なので、ここは三女の言うとおりに。次女も是非ともそうして欲しいとの事だった。
娘たちにエビの2尾も食べさせてやれてないような親だとお思いかもしれませんが、そもそも「捨てるはずの殻」を有難がってスープにしてるくらいなんだから、そのとおりでございますよ。
ただ、「生活の工夫」ってのはけっこう楽しいものよ。殻も工夫で美味しいよ。
モーニング。
「あら〜、こんなモーニングのメニューもあるのね〜。でもナポリタンとたらこカルボナーラください」と、朝からパスタのご注文。もちろん喜んでお作りいたします!
ランチ。のんびりムード。
キッチンではスタッフみんなで楽しくおしゃべりなどして過ごした。
ランチ後。
毎年恒例の「居候たち」がガレージを汚してくれるので、それのお掃除。
そろそろ飛び立つ頃かな?全く物怖じしないツバメの3羽のヒナ達、お目々がとても可愛らしい。サイズ的にはそろそろお別れの時も近いのかも。
夕方、帰って来た三女と一緒にそのツバメの見学をしているとついに1羽のヒナが巣から飛び立った。
親ツバメの周りをクルクルと飛ぶ。その羽根も空気もしっかり自分のモノにして。
三女は「凄い瞬間を見ちゃったわ!」と大感動。そうだね、これから始まるヒナの大冒険には、夢や希望がいっぱいだものね。
ただ、こちとら親ツバメさんの心配の方がビンビンに伝わってくるワケですよ・・・。
まだ餌だって自分じゃ採れないし、鷲やトンビや鳥社会にもやまほど危険がありますよね。さぞご心配な事でしょう、わかりますよ。
ただ、仕送りとか学費とかが無いのは正直羨ましいなとも思いますけどね。
この3羽のヒナが無事に旅立って、1羽ずつ全員みんなが幸せに過ごせるように願うばかり。毎日ガレージもクルマも汚れちゃってるが、まぁそこはお互い子育て頑張ろうやって事で気にするな。
ツバメ、来年もまた来てくれよ。
夜。
エビの事は長女にバレなかった模様。次女と三女はおおげさに「美味い美味い!」とスープを喰らってくれていた。
またエビ買っておくわ。
ツバメの事はぞんざいにできるワケがないんだよね。