ニンニク
2022年5月14日(土)
朝。カミサンと三女は、「本来ならば三女が通うべき方」の小学校で草刈り作業。
草刈り作業なので本当は俺がマシーン担いで行った方がイイのだが、三女はママの方がイイというので俺はお店でランチの準備。
ランチは、「平日よりは忙しい」くらいの感じ。ここ最近の邑南町でのコロナ発生が多少は影響しているのか、いや、単に我々の人気が無いだけだろう。
今日はランチで営業終了。
予約していた本が届いていたので、図書館へ。いつかチャレンジしようと思っていた『エリック・ホッファー自伝』。けっこう気合入れて臨んだが、1時間もあれば読める。
いわゆる「ギフテッドな人」の話であるので、自分には関係ないやと思っていたが、商売人として心に留めておきたい所もいくつかは。
ただ、こいつ本当に嫌なヤツだ。
エリック・ホッファーが「精神を腐敗させる元凶」とまで言い切った、「人にモノを売る」という活動。こっちはそれでなんとかかんとか生きてんだよ。
「サンフランシスコにはベンチも少ない」だと?しっかり税金収めてから言えや。
なんか気に入らねぇスカした爺さんだった。
たまに似たような事を抜かす全然流行ってない店やってる同業者に出会うが、俺は金無垢のROLEXデイトナはめて、イスラエルから並行輸入してきたAMGのクッソ下品なGに乗ってるヤツの方がよっぽど信用できるね。
ま、イラッとくるのもそれはそれでイイ読書体験だ。
まだ時間はあるので、『愛の不時着』に取り憑かれている次女に夕食のリクエストを訊いてみると「ガツンと来るニンニク料理」という。ほー。
「ニンニク料理」というのが全然思いつかなかったのだが、久しぶりにちゃんと餃子を自分で作ってみようかなと、ニンニクたっぷりの方と大葉たっぷりの方と2種類作ってみることにした。
作り始めてから包み終わるまで、トータル2時間半くらいかかった。80個。貯まっていた「空気階段」と「さらば青春の光」のラジオが全部消費出来た。
そしてカツオのたたき。こちらもニンニクたっぷり。カツオの鉄分は貧血予防にも良いということで、女性ばかりの我が家にもってこいのはず。
さぁ、次女は喜んでくれるかな〜
が、いざ完成してみると、全くAJINOMOTOには敵わない・・・。
いつも「味の素の冷凍餃子」を食べている我が家だが、栄養面はわからんにしてもその他、味、見た目、コスト、時間など一切合切勝ち目がない。味の素のが断然美味い。勝てると思った俺が間違っていた。
カツオの方は美味かったと言ってもらえた。
せっかくランチ後はお休みだったのに、イラついたりショボくれたりで、あまり良い時間の使い方ではなかった。
餃子。今後もチャレンジするかどうかは、ちょっと時間をおいて考えたい。