関西へ
2022年3月19日(土)
朝、家族みんなで関西方面へ出発。長女の大学選びのための見学の旅だ。
次女、昨日修学旅行から帰ってきたばかりで疲れているのか、全盛期の赤井英和みたいな顔をしている。長女は大学進学を目指すらしいが、次女と三女はまた何か違う道を見せてくれそうでみんな楽しみだ。
昼過ぎに大阪到着。
俺としては「国公立へ行ってくれたら経済的には助かるな」と思っていたのだが、長女もその他家族もテンションが上がらない。たしかにすごい大学だとは思うのだが、俺もノリとか雰囲気とかがピンと来なかった。
でもそういう事を知る事こそが今回の旅の目的だ。
「いっつもお店休みじゃないですか」と、馴染みに言われた。
休みたくて休んでるんじゃない。
毎回むしろ「休む恐怖」と戦った末の、心ボロボロ状態での休みだ。
自営業だぜ?休めばその分収入が減るのっつーのに、それを喜んで休むヤツはいないだろう。3連休なんて稼ぎ時、自営業の誰が休みたいなんて思うんだよ。
でも頑張って休む。
1軒の小さな喫茶店だが、経営者として「長い目で見てここは休んだ方がイイ」と判断しての今日である。
その後みんなでスーパー銭湯。センバツを観ながらサウナ、というサイコーの時間が過ごせた。
水風呂は、島根の田舎では体験できないような冷たさで、10秒くらいしか入れなかった。エクセレント。
2022年3月20日(日)
UNOからスタート。楽しい。
その後、カミサンと長女は大学のオープンキャンパスへ。
俺は街を散策。
神戸の元町でバーテンダーの真似事みたいな事して過ごしていた頃は、この街のあまりにデオドラントされたような清潔感が苦手だったが、46歳を迎えそうな今となっては、なんと素晴らしい町並みかと思う。
上品で、文化的で、洗練されている。デザインを必要としてくれている。島根じゃデザインは「そんなもんいらん」だもん。
イイ街だな〜と感じながら散歩。
オープンキャンパスを終えた長女は「楽しかった〜」と。そうか、お前が楽しいと感じられることを見つけられたなら、もうこの旅は大成功だ。
夜、土瓶蒸し。三女、7~8回の味見の末にたどり着いた「究極の土瓶蒸し」である。
「おばあちゃん〜、あのショーチュー飲むみたいな美味しいスープ作って〜」とお義母さんにねだったらしい。美味かったね〜
明日は早朝から島根に帰ります。