広島が生んだ快男児
2021年4月2日(金)
5時起床、映画鑑賞。
『獣の住む家』。Netflix制作のホラー映画。
これがバレるとカミサンから「なんで朝っぱらからそんなホラー映画観るのよ!」と怒られそうだが、5時ならバレないだろう。
内戦只中のスーダンからイギリスに亡命してきた夫婦。生活支援として、二人で暮らす家を与えられたのだが、この家、何かおかしい。
壁をめくると知らない人が大勢そこに詰め込まれていたり、悪魔みたいなヤツがナイフで襲ってきたり・・・。
しかし夫婦の奥さんの方は「ワタシが幽霊なんか恐いわけないでしょ。あんな酷い内線の殺し合いの中にいたのよ・・・」
果たして「獣」とはいったい何なのか。
そもそも「ホラー映画」というのは、社会や政治に対してのアンチテーゼであり、直接物を申さず、その恐怖体験を通して今の世界を批評するモノだと思う。
この『獣の住む家』もまさにそんな話。
俺はこの映画で「難民」という悲劇の正体を少し知れたような気がする。「まぁ、国から逃れて来た人でしょう」くらいのしかも間違った認識しか持っておらず、俺は難民の人々の事を全然わかっていなかったんだなと反省した。
カミサンや娘たちもいつか観たらイイと思えるファミリー映画でもあった。
しかし朝5時から観るモンではなかったな。
今日はランチお休み。
しかし俺もカミサンもずっと忙しく動き回った一日だった。
夜、経営者会議が紛糾(いわゆる夫婦喧嘩)。
夫婦で商売をするという事は、もう何から何まで全てが一緒。店の事も家族のことも、全部を同時進行で考えねばならず、1つ歯車が狂うと何もかもが悪い方へ行く。
会話が成り立たないというのも、それもある意味仕方がない事。二人共に「店も家庭もより良くしたい」という同じ思いがあるからこそ、お互い譲る事が出来ない。
何度も「今日はこれ以上ナニ言ったってムダだわ」と思いながら、大喧嘩ギリギリの所で踏ん張り合っていた。
俺もカミサンも休みがない。疲労困憊で、相手を思いやる余裕がもう無い。
「そもそもこんな状況でイイ営業が出来るというの?」という至極まっとうなカミサンの意見なのだが、俺はいくらしんどくても休むのが恐い。
カミサンが正しいとわかっていても、相手の意見を受け入れられなくなっている。
これは大喧嘩して終わりのパターンだなとキレそうになってしまっていると、「有吉結婚」という大ニュースが飛び込んできた。
しかもお相手は有吉ファンならみんなが望んで待ちわびた夏目三久ちゃん・・・。
なんという幸せなニュースか。
「結婚=幸せ」という時代じゃないが、それでもこれはファンにとっては堪らない出来事。あぁ〜、色々とあったらしいからコレは嬉しいニュースだわ〜〜〜
そういえばさっきカミサンが「もっと休みを取ろう」と言っていたが、もう来年から毎年4月1日は「有吉と夏目ちゃんの結婚記念日」という事で永遠に定休日にしようと思います。
幸せなニュースで疲れが飛んで余裕が出来た。
カミサンが言うのがごもっとも。今後は少しお休みを増やし、カラダとココロのケアに充て、その分営業はより良いものにしようと思います。
今後もカレンダーにてお休みのお知らせをいたしますので、どうぞ引き続きご覧になってくださいませ。
『獣の住む家』から有吉結婚まで、夫婦という事について少々考えさせられた1日だった。