朝食くらいで
2021年2月27日(土)
朝。
カミサンの目覚ましがガンガンに鳴り響いているのをソッと消し、1人で朝食の準備をするのが結構好きだ。
なにか「よしよし、これでカミサンをゆっくり寝かせてやれてるぞ」というような、お役に立ててる感がして俺の精神衛生に良い。
今朝はお店の残りのピザが朝食。長女も次女もよく食べてくれた。
ランチ。
大忙し。どちらさまもありがとうございました。
中盤、一度「Sorry! We are full!」の満席の看板を出したが、比較的スムーズに入店のご案内が出来たと思う。
しかし、限界は限界。もうあと1組でパンクして、多くのお客様にご迷惑をかけてしまっていた事だろうと思う。
これでもずいぶんマシになってはいるのだ。
「土日は忙しい」とこぼしているだけではなく、それなにり工夫もしている。
各卓に伝票に設置してお客様に記入してもらう(食券みたいなモノだね)ようにする事でテーブルへの往復が1回分減ったし、新しいレジにしてからは会計も早くなった。
ギリギリのところまで仕込みを増やし、できるだけ少ない手数で料理が完成するように常に工程は見直しているし、クリエイティブSさんの雑貨や、キッズ向けのおもちゃなどでお待ちの時間の気を紛らさせてももらっていると思う。
だが、手詰まり。ど〜したもんかいの〜状態である。
しかしここで起死回生のお電話アリ。
「アルバイトを募集していらっしゃると伺ったんですが・・・?」
という事でさっそく面接。
期間的には1ヶ月間という短期アルバイトさんではあるが、「土曜日も入れます」という事でさっそく来週から来てもらう事になった。
3月は毎年忙しいので非常に助かる。
短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願いします。
夜はご予約でぼちぼちという感じ。カミサンが疲労困憊だったので、ちょうどイイ感じの忙しさで助かった。
営業後、ながらく放ったらかしにしておいた『私はこうして受付からCEOになった』を読了。傍から見れば「トントン拍子」で出世していく女性の立身出世の回想録なのだが、相当の肝っ玉。
「女性」というだけで、社会にはあまりにも理不尽で無意味なハードルがありすぎる。それをグイグイ突破していく様は、まさにビジネス界の「ワンダーウーマン」。
あのアベンジャーズの中で最も強いヒーロー(あえてね)である、ワンダーウーマンを彷彿とさせる。
昨年の#metoo運動以来、これまでいかに女性が蔑視されて来たのかがようやく陽の目を浴びるようになってきた。
性別に関係なく、誰でも社会に普通に存在できるというのは当たり前の事だと思うのだが、時間がかかったのは悲しい事とはいえ、かつてよりはずっと前進したのは素晴らしい事だと思う。
しかし、ここへ来てなんだかイヤな感じがするのは、なぜ「対立構造」をあおるのか?という事だ。
たしかに男はマヌケでトンマだ。
ちょっと朝食作ったりお弁当作ったりしたくらいで「あ〜頑張った」とか言うんだもん。みんな当たり前にやってるってーのにね。
だからと言って、「男は悪」「全ての男は謝罪しろ」というようなフェミニズムでそれで本当に社会が良くなるのだろうか。
ほとんどの人はそんな事を言ってはいないが、一部の声の大きい人たちのせいで、まずい「分断」が起こり始めているのように思えてしまう。
お互いが憎しみ合うような風潮になれば、せっかくの機運も無駄になる。両者が協力して世の中をよくせねば。
とかなんとか言っちゃって、全然「確定申告」はしませんでした。
いやぁ〜、この時期は読書と映画がはかどるわ。なんでかな〜