たけのこ学級に
2020年12月10日(木)
今日から三女は「たけのこ学級」というフリースクールにお世話になる事になった。学校に行くことが少し難しい子供らの、ココロの避難所だ。
7〜8年前、長女の時もコチラにお世話になったのだが、それにしてもやはり邑南町という所は子育てするのに本当に手厚くしてくれていると思う。ありがたい。
三女、朝9時にカミサンと一緒にたけのこ学級に。
しばらく一人で仕込みやら掃除やらをしていると、ちゃんとカミサンだけが帰ってきた。カミサンによると、とても楽しそうにしていたとの事。一安心だ。
お迎えの予定は14時で、ランチ中も三女が気になって仕方なかった。
帰ってきた三女はとても満足そうで、お昼には昆布のおにぎりを2個も食べたようだ(コンビニで餃子も買ったらしい)。
とりあえずホッとした。
しかし、たけのこ学級の先生がおっしゃるには「ここに居る事がゴールではなく、やはり学校の教室に戻れる事を目標にしましょうね」との事。そのとおりです。
しかし、今はまずはしっかり充電し直してくれればイイ。焦らずに見守ろうと思う。
少しだけ庭工事。
邪魔な石を退かそうと思って掘ってみたら、地面から見えてた部分の10倍ほどの大きさの、石じゃなくて岩が出てきた。ベンチプレスやバーベルなんて、いかにショボいかよくわかる。自然物には「持ち手」が無い。動かせても持ち上げるのは無理だった。土建屋さんらは凄いわ。
木の上からはチビトラちゃんが応援してくれていた。「その石、退かせられないの?」うるせぇよ。
三女は焼き芋を焼いていた。地面に穴掘って、枯れ枝と枯れ葉と新聞紙で焼き芋。学校へは行かなくても勉強は出来なくても、自分で焼き芋は焼ける。
そして、ポータブル扇風機で火を調整。「風を送った方が火が強くなるのよ。火が消えそうだと思うでしょ?逆なのよ〜」。そりゃあお前、立派な「理科」だわ。
三女、ずっと続いていた腹痛も消えてくれたらしい。
まずは居場所を見つけられてよかった。家にいてくれるのは全然構わないが、親としてはまるで社会と接しないのにも不安があった。
まだまだしばらくはたけのこ学級にはお世話になるとは思うが、まずは第一歩。
夜、少し読書。宮部先生さぁ〜、新作も面白いんだけど、『初ものがたり』をちゃんと終わらせてからにしてくんねぇかな・・・
と、思ってたらどうやらこの『きたきた捕物帖』で『初ものがたり』の伏線を回収する腹か?面白いわ〜〜
次から次へと面白いコンテンツが現れて、全然消費しきれない。幸せなはずなのに、なにか焦ってしまうような気になる。
ふと、「長生きしたいかもしれん」と思ってしまった。