2020年9月1日(火)

早めに仕事が終わった。

夜は新しい方のキッズルームで１人お泊り合宿。娘らはたまにココで寝ているが、そんなにイイもんなのかね？

 

タブレットもPCも本も持ち込んで(ハイボールも)、今夜はまるごとコンテンツ消費しナイト！エアコンは快適だし、多少の音量でも気兼ねする事も無い。ハイボールのおかわりもすぐに作りに行けるってのも素晴らしい。なるほど、ココはお泊りに最高だな。

 

で、chillなcity popなんぞ聴きながら、ずっと読みたかった『誰にでも親切な教会のお兄さん カン・ミノ』をようやく手に。

事前情報無しに「弱ってる時はこんな感じの優しい文学が助かるんだよなぁ〜」って、そのマイルドなタイトルから勝手に想像してたら大間違いの「毒だらけの本」。ぎゃあ〜やめて〜、今は自分に向き合いたくないのよ〜〜〜。

 

しかし今こそ俺は映画や本を読まねばならない。

素晴らしければ素晴らしいほど、小説や映画などの文芸作品というモノは「自己批判を突き付ける」。だって今の俺は反省せざるをえない状態なんだから。最近の俺と来たらもう、ホントにメッキが剥げてしまってどうしようもない。

そんな風に思い詰めながら寝てしまったのか、ゴジラに追い詰められる夢を見た。ゴジラってでかくて怖かったよ〜。

 

「無限ハイボール」になりかねん最高の環境であったが、どうやら程々にやれたしい。

起きてから、ちゃんとお弁当も作れた。二日酔いも無し。

 

で、早朝から広島の芸北町まで「行って来い」の往復。遠い、遠いわ〜芸北。今は芸北町じゃないのか、北広島町か。なんにせよ、休みの日に行きたいわ。

 

ランチもピークタイムだけ仕事して、それから今度は広島の安芸高田市まで。いやぁ〜、シャレにならない遠さ〜〜〜。でもおかげで溜まってたラジオコンテンツは随分消費出来て、それは良かった。

 

ただ、ラジオというのは「問い」もくれるんだなぁ。

聴けば聴くほどに調べなきゃならない宿題が増えていく一方だ(それはそれで大変うれしい)。おかげで「長生きしたい」と思えるようになりましたしね。

 

しかしそんなロングドライブで、結局、今日中に行かねばならない金融機関にも間に合わず、各方面にご迷惑をおかけする始末・・・。たいへん申し訳ございませんでした。

 

夜、お暇な予感。

「ちょっとくらいならエエやろ」と少しだけページをめくろうと思って読んだ『ザリガニの鳴くところ』がもうとんでもない、多分今年ナンバーワンの1冊。なんでこんなに美しい自然表現の中にそんな残酷さをぶっ込むのよ、やめてよ・・・。

娘がいるパパは読むのは止めとけ。カミサンと喧嘩しがちなパパも、お酒飲みすぎるパパも止めとけ。最初の30pだけで自暴自棄になるぞ。きつい。

「今日は6時間くらい空いてるなぁ」という人しか読んではならない。ラストまで読みきれずに途中で止めたら、しばらく地獄よ(今の俺)。

 

本なんて読むもんじゃないよ。映画なんて観るもんじゃないよ。

読めば読むほど観れば観るほど、自分の情けないところと向き合う事になる。

 

しかし、俺の理想の「喫茶店のマスター」というのは、そこの「情けないところ」に向き合い続けた者。

田舎の喫茶店で「定点観測」ではあるけれど、しかし喫茶店のマスターという者の精神は、自由に世界を飛び回っていなければならない・・・。

 

は！

ハイボール飲み過ぎた！語りがダサい！

 

明日は稲刈りでお店はお休みします〜。お店自体はね・・・。