謝罪
2020年8月3日(月)
今日は次女の分のお弁当作り。真ん中に焼鮭、ピーマンの炒めたやつとそぼろと味玉。今、こうやって写真で見ると、味玉よりもスクランブルエッグの方がキレイだったな。
三女は夏休みが始まっているのだが、昼間は児童クラブへ行って過ごすという。あれほどの「お家大好きっ子」が児童クラブに行きたいと言うってのは、クラブの先生方の素晴らしいご指導のおかげでございます。ありがとうございます。
ただ、なぜか三女は「自転車で行きたい」と。
はぁ〜、めんどくさい〜〜〜。
タイヤの空気を入れ、フレームやカゴを拭いて油を挿して準備OK。
さぁ、行きますか。
心地よい天気。朝からサイクリング、イイもんだ。
それになんといっても、三女の表情がイイ。一生懸命に自転車を漕いで、しかもそれが本当に気持ちよさそうで、「生命が爆発している」ようにすら感じられるわ。
めんどくさいとか、全くもってあり得ん発想だった。そうだ、子供とサイクリングするのは、こんなに楽しいもんだった。
とか、余裕こいてたら三女もなかなかにスイスイと漕ぐ。さすが三姉妹のウチで唯一「自然に自転車に乗れた娘」。あっという間に児童クラブに到着してしまった。パパ、もっと漕いでいたかったわ。
お昼、もはや単なる「アルバイト」ではなく、今や当店の誇るべき「接客マネージャー」のえっちゃんと、この夏の営業の打ち合わせ。
色んな事が、この夏また変わる。
スタッフみんなで乗り越えるぞ。
夕方、再び自転車に乗って三女をお向かえ。
また二人でサイクリングしながら、今日の児童クラブ楽しかったか?と訊くのだが、「自転車ってイイわ〜。本当に気持ちイイ。明日も自転車で行きたい!」と、児童クラブよりもサイクリングが楽しかったようだった。
パパ、明日も付き合うわ。だってその笑顔が見れるんなら、こんな素敵な時間の使い方は無いよ。
本題
夕方、邑南町観光協会と「ビレッジプライド邑南」から二人がみえて、「金券に関する事で説明させていただきたい」との事。
先日ここのマスター日記で書き殴らせてもらったが、俺は「割引や商品の無償サービス」は害悪でしか無いと思っている。
俺らが命削って開発した商品やメニューを、何が悲しくて値下げや無料でサービスせねばならんのか?それはデフレに拍車をかけるし、そして、どうしてそれを自治体が主導するというのか?
そこにはこのコロナうんぬん、過去・未来の事を考えての怒りもあるのだが、実はここに書いただけでなく、実際にFAXで抗議していた。その時ゃ、もう怒り丸出しで。
今日はそれについての話し合い、というわけだ。「おうコラ。アポも無しでよぅ」とは言わなかった。
まずは、「全く悪気は無く、全ての飲食店のために思って企画しました」との説明があった。あったのだが、そこで1回話は切らせてもらう。
そしてハッキリと「邑南町の各飲食店は、それで1つのチームでしょう?このチームで『コロナ禍』と戦わなくてはならない今、『無能な頑張り屋さん』が一番邪魔なんですよ。悪気が無い、で済ますんか?」と言わせてもらった。
「仕事してるフリ、してるよな?」とまで。
しかしそんな俺に対して、ビレッジプライド邑南の岡田理事は非常に丁寧な説明を繰り返してくれた。
「飲食業のために」「みんなで協力できたらと」と、この金券の取り扱いに関する経緯いきさつが、岡田理事なりの「想い」あったというのはよくわかった。
俺は邑南町の『A級グルメ』というものに対して、爪の先から腸煮えくり返っている。
どこか、俺が神戸で倒産してしまった時のことを思い出させる「青臭さ」みたいなものを感じさせる、いわば「同族嫌悪」みたいなものがあるんだろう。
だから、若い人が同じ轍を踏む事だけは、しかも都合よく使ってくるダメな大人のせいでそんな失敗はしてほしくないと思っている。
でも実際はそんな若者(コンちゃんだけは俺より超おじさん)を、この10年でたくさん見てきてしまった。
散々嫌な事を吐き散らしたが、岡田理事は最後までしっかり聴いてくれていた。俺の方の「想い」もわかってもらえたと思う。
結局大きな思い違いとして、俺は「邑南町がこの割引やらを主導した」と思っていたのだが、それはどうやら全く見当違いらしく、邑南町自体にはまるで関係ないらしい。
だから先日の「えこひいき」のところの俺の文章は、俺の間違いでした。
俺も吐いた唾は呑めんから、書いてしまった文章は横棒で消した状態にしていますが、それは俺のせめてもの罪滅ぼしです。どうもすいませんでした。
しかしだ。
観光協会さんもA級グルメ関連企業さんからも「ウチラは『町』ではないんですよ」と言われても、さてここの町で生活している人間にその違いはわかるかね?
「ウチは社団法人ですから」でなんて開けては通れやしませんぜ。名刺に付いてるその「A」のエンブレム、そんなに軽いものかよ?
岡田理事からは「軽く飲みながら話し合いを〜」というご提案もいただいた。
いいねぇ。
「軽く」ってのがどんなもんか、久々に神戸時代に戻って「元町バーテンダーズ」のあの頃の感じでやってみたいねぇ。