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2020-06-04

のんびりやってるけど、お前らどうだよ?

2020年6月4日(木)

夜。

「明日は休みだし、お弁当もカミサンが作ってくれるって言うし、これはもうハイボールだ!」と、昔何度も観た映画をNetflixでまた眺るという、これ以上無いほどの無意味な時間を過ごした。

 

「無駄な時間」というのは甘美。翌朝の罪悪感は酷いものだとわかっているのだがゆったりと心地よい時間が過ぎた。

 

それでも長女がなかなかお風呂を代わってくれないので、さらなる暇つぶしをするべく、次女の部屋にウクレレを聴きに。

 

43~5歳くらいのオジサンならみんな考えた事があるだろう、「『今夜はブギー・バック』がウクレレでサラッと弾けたらカッコいいな」と。そこで俺も次女に『今夜はブギー・バック』を聴かせてみて、「これってパパでも弾けるようになるんだろうか?」と訊いてみた。

 

「う〜ん・・・、、こんな感じかな?」と、カッコよく弾いてから「まぁ、パパならきっとすぐ出来ると思うよ」と軽やかコードを聴かせて教えてくれた。

「コレと、コレと、コレ」と3つのコードを教えてくれたのだが、まぁお前の思うパパには当然出来ない。

 

しかし、今から約2年前。そもそも次女は「ヒトは夏休みだけでウクレレが弾けるようになるでしょうか?」という、小学校の自由研究のためだけにウクレレを始めた。モチロン、その当時は何もできない。が、今では、「日々の楽しみ」としてウクレレを嗜んでいる。

俺がボヤボヤしていたこの2年で、次女は「今後の人生が豊かになるだろう趣味」を手に入れたわけだ。

 

「その歳で新しく始めたって何になるの?」という、内なる声が聞こえる事がある。

たとえば今、英会話を学んでいる50歳は2年後には「英会話を2年学んだ52歳」。だが、「何になるの?」と何もしなかった50歳は「ただの52歳」だ。

 

「楽しい事」ってのは、正直もう見つけるのは難しい。

だったら「これは夏休みの自由研究!」としてしまって、無理やりにでも挑戦して、それから楽しみを見つけるのもイイかもしれん。

なんにせよ、コードは習ったし「パパなら出来る」とまで言われた。

娘の期待を裏切る事ほど自己評価を下げる事はない。いっちょ、やってみるか・・・、夜中、ウクレレを抱えてしばらく練習。

 

は!お弁当チャレンジは?

と思ったが、眠くてしょうがない。もう明日の分はカミサンに任せよう。

 

朝、1人でラジオ体操。お弁当はお休みしたが(カミサンがイイの作ってくれた。ありがとう)、ラジオ体操は続けてみせる。

 

今日はお店はお休み。

このお休みを利用して、当店のクリエィティブデザイナーSさんのお宅の庭作業をお手伝いする事にした。

まずはカミサンが「グランドデザイン」を指示。「これは1mくらい伸びる。そいつは日陰」とカッコいい。いつの間に勉強したのか、カミサン、植栽についての知識も豊富で頼りになる。

俺は助手としてがんばりました。 

 

2時間半ほどやってみたが、庭って、なんと楽しい事か。

俺はたいして役には立てていないが、お庭の作業ってのは楽しいもんなのだな。疲労と充実感で、幸福感いっぱい。サイコー。

大阪・東京の仲間たちにも味あわせてやりたい、そんな幸せな時間だった。みんな島根おいでよ。

 

夜、明日の長女のお弁当の仕込み。

娘たちの食事用に、今夜はこだわりのカレーライスを作っておいた、けっこう自信作。

ただ長女と次女からは好評だったのだが、三女はもうひとつだったらしい。

 

で、三女としては「美味そうなモノがそこにあるじゃないか」と明日の長女のお弁当用のピーマンをむさぼる。やめてぇ〜〜〜!それ明日のお弁当に入れるんだからぁ〜〜〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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