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2020-05-15

まさに家族が鬼にやられた状態

2020年5月15日(金)

「テイクアウトのみ」という営業形態になってからほぼ1ヶ月。

生まれてきた子猫達がカワイイ、という事くらいしか良い事は無いが(それで十分とも言える)、それでも神戸・大阪・東京の仲間を思うと、俺なんかは随分恵まれた環境なわけで。

というのも俺の変な思考のせいなのだが、何か自分の悪い所をばかり探してしまう。「恵まれてる」と思うなら、それに素直に感謝して生きればイイものを、思考はついつい悪い方へ行く。

 

そういえば最近あまりトレーニングもしていなかったな。「テイクアウトのみ」になってから、売上は悪いのに時間は奪われるという良くないサイクルに陥っており、カラダを動かす余裕を持てていなかった。

ちょっとカラダもダルダルだし、食事でも抜いてゆっくり走ったりする有酸素運動でもするべきかしらね?

 

なんて思いながら、今夜の映画鑑賞は「40歳を越えた男子みんなの憧れ」、マ・ドンソク主演の『ファイティン!』。

「だいたいの問題は腕相撲で解決するファミリー映画」という『オーバー・ザ・トップ』から脈々と引き継がれている「伝統的な」映画手法。誰もバカにしてはならない、これは歴史上正しい映画スタイルなのだから(キッパリ)。ん〜、マ・ドンソクの可愛らしさが詰まりまくったサイコーの映画だった。「ストーリーが〜」とか、「脚本が〜」とか言うトンチンカンがネット上には居るようだが、どこ観てんのよ?って感じだ。

結局俺は食事を減らすどころか、もっとご飯を食べて筋トレするべきだとよくわかりました。

 

そしてそのまま深夜1時。「ここなら誰にも見つからない」とコッソリ夜を楽しんでいた深夜ラジオリスナー達に、ついに『岡村隆史のオールナイトニッポン』終了の宣告が。

先週、友達のあっちゃんと話してた通りになった。予定調和的でもあったが、落ち着くところに落ち着いた。これで良かったと思うと同時に、寂しさもあった。

岡村が失敗し反省し、そこへ一旦(5年半)離れてしまった矢部が帰ってきて相方を救う。構図としてはこれ以上無い「感動的」で「美しい」モノになったが、俺にはどこか釈然としなかった。

岡村の発言に対しては別に何も思っていない。それよりも「お笑い」とは何か?の方が気になるだけ。

 

立川談志が答えた「落語とは何か?」。

あの頃非常に感銘を受けた「それは『業の肯定』ですよ」という談志の言葉が、最近は「粋」に感じられない。全く響かない。

「業の肯定」とは、「人間のダメなところも許そうぜ」という談志のありがたいお言葉で、俺もその言葉に救われた時期もあったし、きっと正解で正しい。が、そんな誰かが困ったり弱ったりしている時こそ「本質をつかない」という「粋」でありたい。「人を許す」なんて、そんな「神の視点」が談志は欲しかったのか?

 

なんて事をグルグル考えていたら朝5時になっていた。

 

8時半には仕事を始めたが、ランチは全然追いつかない。忙しいのに売上は無いし、かかってくる電話では「え?なんでやってないの?は?行っちゃイケないって事?」とお叱りを受ける。

あのマスクが無かった頃のドラッグストアの店員さんたちはコレの何十倍も酷い目を受けてたんだなぁ・・・。相当きつかったろう。

ちょっと俺も疲弊してしまった。

 

ランチタイムが終わり、急いで仕入れ。それから帰るとすぐにテイクアウトの準備とその仕込みをしないといけない。

俺が1人でバタバタしているというのに、三姉妹は良いとして、カミサンまでもが『鬼滅の刃』・・・。「ちょっと休んだら?」の、ここで怒り爆発。「業の肯定」なんか出来るワケもなく、マスターブチ切れ。お前らのお昼ごはん作ったりお買い物行ったり「郵便出しておいて」に応えてるから休んでないんだろうがよ。ムチャクチャに怒ってしまった。

 

夜も大忙し。でも忙しいだけで、まるでお金は残らない。

カミサンに「もう『テイクアウトのみ』はやめて通常営業に戻そうか」と言ってみたのだが、『氷の微笑』から「の微笑」を取ったみたいな顔をされただけだった。氷。

 

夜、岡村のオールナイトニッポンの裏番組である『おぎやはぎのメガネびいき』を聴いた。

「人気のパスタってなんだろうねぇ〜」で貴重な15分間くらいまるで意味のない話をしており、同じ時間でやっていた『岡村』の方と比べたらまるで緊張感が無い。ただふざけているだけ。

何も意味の無い時間、人生の無駄遣い。しかし、悪も正義もないつまり誰かを正当化しない代わりに「誰も責めない」。

 

立川談志のライバルと言われた古今亭志ん朝は、同じく「落語とは?」と訊かれてこう答えた。

「タヌキとかキツネが出てくるお話です」と。

業だとか肯定だとか、そういうのは「言葉のプロ」が使うべきじゃないんだな。なるほど、あの時のM-1で談志がおぎやはぎに酷い点をつけたのは、もしかしたら志ん朝の「影が見えてた」のかもな。

 

はぁ〜、難しい。人生というのは非常に難しい。俺もクールでカッコよく生きたいけれど、浪花節も大好きだし、悩んだりウジウジばっかりするし。頑張っちゃいるけど上手くいかないし、上手くいったらいったで不安になる。

最近は仕事は思うようには出来ないし、カミサンともしょっちゅうケンカしてしまう。

俺だっておぎやはぎや志ん朝みたいに飄々とした人間になりたいんだけど、全然そうはなれないわ〜。筋トレが足らんのかなぁ〜。

 

そろそろお店を閉めようかと思っているころ、久しぶりに「発言が副流煙レベル」でおなじみの常連様のカズヤが来てくれてピザをテイクアウトしてくれた。

お前ここのところ全然ツラ見せなかったなと言うと、「それくらいしかできませんから」。

・・・けっこうイイ事言うじゃねぇかよ。

 

ピザと一緒に飲れやと、俺のビールを1本やった。大事に飲めよ、もう手に入らんかもしれんやつだからな。そのコロナビール。

 

 

 

 

 

 

 

 

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