大阪から電話
2020年4月21日(火)
朝一番に容器やパックが届いた。
助かった、これで一応テイクアウトの商売は出来る。ただ、売上を作れるかどうかはまた別の話。容器があるだけで売り上がるわけでもない。
しかし営業を自粛しテイクアウトのみとなって早10日、それまでもずっとお世話になっている人たちが「大丈夫?大変だね?」と順番にご注文に来てくださる。本当にありがたい事。売上ももちろん大事だけど、「お客様に愛されている」と実感できるのはもっと幸せ。自分がいかに恵まれているか、身に沁みる。
この長期の休校、とはいえ子どもたちもまるで勉強をしないというわけにもいかない。長女と次女は、放っておいてもしっかりお勉強に取り組んでいる。
新しいキッズルームで勉強する長女と次女。せっかく作ったのに稼働できないんだから、どうぞドンドン使ってやってくれ。
問題は三女。もう全身全霊で長期休暇を満喫中。
まぁ、お前はイイか。たっぷり遊べ。
そうやって三女と遊んでいると大阪の友人から電話、「すまん、ちょっとスケジュール変更してくれ」と。
5月末に予定されてた結婚式は延期にするらしい。そりゃあその方がイイだろうよ。
色々と仕事も大変らしい。大阪でホテル業、そりゃあ考える余地もなく大変だろう。俺の「資材が無い〜」とか笑われそうだな。
「島根も大変だろう?店は閉めてるんか?普段の暮らしはどうや?子供さんもストレスが溜まってないか?」といろいろ訊かれたが、ん〜そうねぇ〜・・・。
たとえば今日は〜、
まずは三女と自転車に乗って〜、
それから芝桜見に行ったり〜
あとは子猫の目ヤニ取ってやったり〜
犬の散歩行ったりでけっこう忙しいわ。
「・・・マジか。そんなもん、もはや天国やないか」いや、島根でも大変なところもいっぱいあるんだけどね。
「お前、もっと気をつけなアカンぞ」。まぁこれでも島根の飲食店の中ではけっこう気をつけてる方なんだよな。
「・・・島根、ちょっと羨ましいわ」。あぁ、俺も最近ようやく田舎もイイもんだと思えるようになってきたトコロだ。
そんな感じで10分ほど話した。
どうやらすっかり田舎のオジサンになってしまったらしい。
これで良かったのか悪かったのか、それがわかるのはもう少しあとのお話。