2020年3月31日(火)

ランチ、満席御礼ありがとうございました。昨日の時点でのべ20名様をこえるご予約があったので忙しいのはわかりきっていたのだが。

なんせ我々夫婦のカラダが動かない。

俺の方は「志村けんショック」。カミサンの方は昨日行ったリンパマッサージ&よもぎ蒸しでの「好転反応」とかいうヤツで絶不調。

結局アルバイトのえっちゃんが孤軍奮闘してくれて今日の営業を乗り切った。本当にえっちゃんがおらんかったら絶対にどーにもなってない。ひとりで素早く正確に立ち回り、そして更にえっちゃんは「マスター大丈夫ですか？ゆみこさんも可哀想に・・・」と心配してくれていた。このえっちゃんの人間力よ。もしかして今日ののべ20人のご予約も「えっちゃん人気」なのではなかろうか・・・。

昼過ぎ、最後の挨拶に「はくと王子様」のパパ(王様)がランチに来てくれた。ついに引っ越してしまう三女の王子様、むこうに行ってもサッカー頑張ってくれ。今度はサッカーの試合を見に行くよと約束して別れた。

ランチ終了後、ついにNETFLIX『ボージャック・ホースマン』全シーズン観了。

6シーズン計77話、およそ32時間の長旅だった。

アルコール依存症で鬱の馬(写真中央)が、被害妄想から抜け出し「本当の自分」を取り戻そうとする人間(動物)ドラマ。なんか動物がいっぱいいるけど、「酒と金とドラッグと差別とマチズモとトラウマがはびこるアンパンマンの世界観」だと思ってもらえばよろしいかと。初回が2014年だから、初期NETFLIXを支えたビッグコンテンツだと言っても差し支えないだろう。

感想は、このモヤモヤを文章にするのは難しい。アニメだけれど超リアル、ゴア描写なんて無いけれど相当に「残酷」。俺もいつアッチへ転がり落ちるかわからないから怖い。

俺には家族が居てくれて良かった。でも世の中には「居てくれてない方がイイ家族」もたくさんあるって悲劇も描かれている。ファンタジーはまるで無い、超現実主義な作品だった。

「だからこそ何度も何度も観ないとな」という話も多かった。「コイツ絶対嫌い」と思っていたキャラクターを、だんだんと「俺もこんな風に生きられたら」と尊敬するようになったりした。生涯忘れないだろう作品だわ。

夜はおヒマ。ただ今日は一日通してテイクアウトのご注文の多い日だった。もしかしたら今後はウチもそんな風になって行くのだろうか。

でも、それでこのウィルスが落ち着いてくれるなら全然イイ。カミサンとテイクアウト用の資材を調べてみたりした。

あと、今日で18000枚目を越えた。

18000枚か。さぁ、俺の生涯で何枚までいけるかね。

島根の人口を調べてみると67万人だったから(ちなみに広島県は281万人)、という事は、ウチのピザは計算上「島根県の人の2%が食べている」って計算になるのか！ほぇ〜、いつの間にそんな事に。

これも地域の方、そして常連の方々のおかげでございます。アルバイトのえっちゃんに負けないように我々夫婦も頑張ってまいりますので、今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。