陽気な狩人&こども美術館
2020年1月4日(土)
島根に戻ると、宝塚に居た間の「現実逃避」も一気に覚醒。
改装中の店内を眺めながら、「1ヶ月を切った新オープンまでのこの残り時間をいかに有効に使うか?」と考えると、夜明けまで寝られず、ずっと調べ物をした。マジ最後のジェダイだわ。
朝。
カミサンのお友達が息子さん二人を連れて島根に来てくれているので、よっしゃどこか連れて行ってやろう。
浜田市の山奥のダムまで行って「宝探し」。こんなところに一体何があるんだと思うのだが。
それでも男子キッズ2人にとっては「割れた強化ガラス」すらも、「え〜!島根って、エメラルドがばら撒かれてる〜!」と大興奮。どなたかは存じませんが、ここでジンジャエールかなにかの緑色の瓶を割ってもらった方、どうもありがとうございました。でも次は拾って帰れや、な?
そこからあと10分ほどもっと山奥へ向かう。
おうどんの超有名店「陽気な狩人」へ到着。当然本日も満席。社長もお元気そうでなにより。
島根の中でも相当田舎にあるのに、お客様いっぱい超満席。駐車場にも県外ナンバーがたくさん、なかなか入れない名店だ。
しばらく外で大人しく待っていたのだが、社長がやってきて「お〜、マスター!あれは良い年賀状だったね〜!子どもさんたちはイノシシ食って待っててよ!」と骨をくれた。うどん食いに来たのだが、イノシシ肉のバーベキューをもらった。
そんなもんメニューに無いんだから、俺らの事を見つけてくれて焼いてくれたんだろう。ギャグっぽく言ってても優しさは十分伝わる。三女も「骨の辺ってウマいのね」
それから海辺に降りてきて「こども美術館」。
今日のイベントは「羽子板作り」だった。男子キッズ二人も真剣に制作に取り組みました。
完成後、外の広場で三女、男子1、カミサンで羽子板対決。「羽子板ってバックハンド出来ないじゃない!」というカミサンだが、そもそもバックハンド以前の問題があるわな。
それにしても、小学生男子の面倒を見るというのはこんなに大変か・・・。
カミサンのお友達の息子さん達というのは、超が付くほどの「優しい」「気配りのきく」「ありがとうが言える」「落ち着いている」という何拍子も揃っているこの辺りのポテト達とは違う小学生ジェントルマンだが、ほとばしるエネルギーが違う。
今後俺たちは「キッズとそのお母さんのために」というお店を作るのだから、今日一日イイお勉強になりました。
帰り道。
さっきのおうどんの「陽気な狩人」の社長が、「マスター!宝塚から来たっていう都会っ子に食わせてやってくれよ!」といってカミサンのお友達にくれた骨付きイノシシ肉をなぜか三女が喰らってた。