『クレイジーリッチ』
2019年7月2日(火)
深夜、ようやく『クレイジーリッチ(エイジアン)』視聴。エクセレント、素晴らしい。制作陣には大きな拍手と「やってくれたな!」という賛辞を贈りたい。
今、こういう「古い時代へのカウンター」になる映画はどんどんNetflixに移行して行っている。以前ならミニシアター系映画館で見れたのに、そもそもミニシアター自体が無くなってきている昨今、「内容は素晴らしいのにスポンサーが付かん!」という映画は、どんどんNetflixにサルベージされている。
この『クレイジーリッチ』もやはりNetflixからお声がかかったらしい。しかも、より多くの予算をくれるという条件で。
いや〜、制作陣は悩んだと思う。なんならNetflixには感謝もしてると思う。しかし、ここは「ハリウッドに蹴り入れて」やらねばならん。これまで我々アジア人が押し付けられていた惨めな役割を、ひっくり返してやらねばならん。
制作陣はNetflixの誘いを断り、映画館マーケットでの勝負を選んだ。
結果、週末興行収入ランキング初登場1位。やったぜ、主要キャスト全てがアジア人という「ハリウッド映画」が、ついにアメリカで・・・。あの時『ロボコップ』を観た全ての日本人の仇をとってもらったような気持ちがした。
本当はここから「シンデレラとは?」という話がしたいのだが、書いたら1万字越えそうなので、まぁそれはお店のカウンターで。
朝食はサンドイッチ。惨敗。え〜、けっこう自信あったのにな〜。気を遣ってカミサンがたくさん食べてくれた。
今日はカミサンは新しいメニューブック作り。家にある様々な「素材」を使って、楽しくて可愛らしくて「注文してみたくなる」ようなメニューブックを作ってくれている。
昼過ぎ、俺はパスタの試作の方を担当した。う〜ん、美味いけど提供時間の問題がクリアできない・・・。
学校から帰った三女もカミサンを見て創作意欲を刺激されたようだ。忍者らしい。
夕方、ひとまずの新ドリンクメニューのブックが完成。カミサン、大変がんばってくれました。ありがとう。あとは当店の誇るデザイン部長、スーパーアルバイトSさんにチェックしてもらわねば。デザイン部部長がアルバイトか、働き方改革がついに島根にも来たねって感じだ。
飲食店でお勤めで、もし今お店を持てたら俺なんかよりよっぽど世間様の役に立てるお店を作れるのにという人が、世の中にはたくさんいらっしゃるだろう。
俺なんかはたまたま実家が飲食店だったってだけで、飲食業界で優れているからお店を経営しているわけではない。技術もセンスも経験も、どれをとっても三流だ。
テレたりスカしたり、もう43歳というのにいまだにカッコつけているのが情けなくなってきた。
今日はコレを借りてきた。「いや〜インスタグラムとか、苦手だわ〜」だと?アホか、スカすな、もっと泥水すすれ。
今日からインスタグラムも頑張ってみようかと思います。その分こちらの日記の「闇営業」感は増すかもしれませんが、みんな、ココは他の人には内緒だぞ。
と、このような妙なハイテンションにもなれますので、『クレイジーリッチ』は中年男性にもオススメであります。ぜひに。