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2019-01-28

Netflixを継続するかどうか

2019年1月28日(月)

朝食。昨日の夜に三女が仕込んでおいてくれたホットケーキを焼く。早朝のキッチンはとても寒い。雪は消えていったが、冷たい雨がずっと降っている。

 

俺も2本視聴したが、カミサンは一晩で4本の「こんまりのお片付け」番組を観たようだ。「家がキレイになっていく番組、サイコーに大好き」らしいが、なんにせよ幸せな時間だったようで何よりだ。「家に感謝」というのは、目からウロコだった。

 

ランチが終わってから後輩と少しお話。これから大変だろうが、とにかくがんばれ。

 

Netflixの番組リストを眺め、「無限にコンテンツあるな・・・」と気後れ。こんなにあったら、何を観ていいか選べんぞ。

俺はたまに「よくそんなに映画やら本やらを楽しむ時間があるな」と言われるが、この無限コンテンツを見れば「映画なんかたった2時間、本にしたって自分のペースで読めるじゃないか」とわかってもらえると思う。

ちなみに『こんまり』は約40分が8話あり、ざっくり合計5時間20分。俺が観てみたかった『ナルコス』というドラマは1時間が10話、それが現在シーズン3まで進んでしまっているので、これを消費しようと思ったら30時間かかる計算になる。無茶や。

 

大好きなお笑い番組も観られなくなってしまったのに、我が家にNetflixを導入したところで手に負えない。この無料お試し期間が終わっても、それでも継続しているだろうか?

しかしヴェネツィア映画祭金獅子賞の『ROMA』は視聴。Netflix配給なので無料で観る事が出来た。監督はアルフォンソ・キュアロン、1970年のメキシコ、監督自身の回想録として幼かった頃の自分の面倒をみてくれていた「お手伝いさん」を描いた映画。微妙な距離感や白黒での撮影は、監督のおぼろげな記憶ともう取り返し様の無い過去を現しているのか。経済格差や差別、自分は子供だったとは言え、その当事者であった事への懺悔からの制作だっとインタビューでは応えている。久々にこんなに辛くて優しい映画を観たが、これはながらく引きずるわ。むっちゃイヤな場面で日本が関係してくるのもキツい。

是枝裕和監督が「今年は『万引き家族』で金獅子賞ですね!」と言われた時に、「いや、無理。『ROMA』があるもの」と答えたという噂も聞いていたけど、真偽はさておき面白い噂だな。

 

これを無料で観させてもらったんだから、3ヶ月くらいは続けさせてもらってもイイんじゃなかろうか、Netflix。

映像がとてもキレイなのでお店のテレビでも流しておきたいところだが、Netflixが作った映画という事はつまりはそういう事なので、キッズも多い当店としては無理だった。


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