仕事納め!

   

2018年12月29日(土)

本を読んだり映画を観たりで充実した一人暮らし(三女はずっとオフクロの家で甥っ子姪っ子と楽しくやっている)。

きっつい映画観たせいか、アルコールが進まない。ジョシュ・ブローリンはアベンジャーズのサノス役よりもっと極悪だし、裏切り者だって家に帰ればただのパパだし、どんな職種であれそこで究極であり続けるやつは「もはや狂ってる」。自分なんてただの駒、どんな崇高な理念も正義も、狂気にはかなわない。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は「アメリカの闇」みたいなモノを描かせたら世界一(俺の中のベストは『灼熱の魂』。あまり観ないほうがイイ、本当にきついから)だけど、そこはやっぱりカナダ人からの鷹の目なのか。日本人にはわかりにくい「FBIとCIAの違い」もよくわかるし、コレはおすすめ映画。最近スピンオフも出たので早く観たい。が、そのあと「サザエさん第一話」を観たら、実はソッチのほうが狂ってた。どうなってんだ、「昭和」っつーのは。

 

朝起きてからすぐに冷凍ピザをこしらえていく。

一人作業で絶好のラジオタイムなのだが、今回初チャレンジの冷凍ピザ、これがなかなかアタマを使う作業でラジオを聞いていられない。お渡しのタイミング、冷凍庫のスペース、そして素早い作業。一個一個作らないとならなくて、連続に一気に作っていたらすぐに常温になってしまう。再冷凍の状態にはさせたくないので、ラジオは止めて集中してピザに取り組む。

 

それが功を奏した。

「マスター、助けて〜」と裏から声が聞こえた。消え入りそうな声で、ラジオを聞いてたらきこえなかったはずだ。

駐車場に出てみると常連様のG君。どえらいしょぼくれたツラしているが、どうしたどうした?

「クルマが〜」、まぁそうだろうな。現場はウチから500mほど離れたところだった。さすがに持ち上がらんし、移動できたところでどうしようもない。レッカーと警察に連絡して処理してもらった。ケガがなくて良かったじゃないか、それくらいしかかける言葉がなかった。

でも、「田舎の喫茶店」やってて良かったと思う。彼は事故直後、「とおりみちまで行こう」と思ってくれた。交通事故はウチの店が解決できる問題ではない。そんなことはG君もわかっているだろうけど、それでもこの不安定な心をなんとかするのに「とおりみち」を必要としてくれたというのは、現場から近かっただけだとはいえ「あ、ウチの店は誰かの役に立てているんだ」と実感できた。

 

「よし、気合いれて頑張ろう」と引き続きピザ作り。気づけば朝食も昼食もとってなかったが、それくらい集中できていたんだろう。

それにしてもシンシンと振り続ける雪よ。最後のお渡しのお客様がお帰りになった15時には、もう20cmくらいになってしまって、駐車場はどうにもならん状態に。

営業しないから別にイイかと思ったが、この20cmくらいのウチに雪かきしておかないと、もっと酷いことになる。でももう今日は疲れた、やりたくない。周囲のお家は除雪マシーンを持っているようだが、我が家にそんな高価なものを買う余裕はないし・・・。

 

と、思っていたらショウがやってきた!「まかしといてくださ〜〜〜い!」って、助かる〜〜〜!10分ほどで、完全除雪!いつもいつもホントにありがとう!年末の誰もが仕事を収めているなか、早朝から町民のために雪をかいてくれてるショウ。俺が町民を代表してお礼を言いたいと思う。

 

駐車場の方はショウが全部やってくれたので、裏くらいは自分でがんばろうと思ってスコップもって出てみたら山賊みたいなのに出くわした。ゆかいな雪中行軍たち。

みんなでコロの散歩に行きたいと、俺もその雪中行軍に強制参加させられた。あぁ、そういえば俺もイトコたちと雪で遊ぶの楽しかったもんだ。どんどん遊びなさい。

 

これにて2018年の営業終了。みなさま大変お世話になりました。来年も喫茶とおりみちをよろしくお願いいたします。

冷凍ピザ。これはカミサンとも相談せねばならないが、俺は引き続き作りたい。けっこう喜んでもらえたので、嬉しかった。誰かの役に立ててると直接実感できる仕事は、心が軽くなる。

俺もショウみたいに地域の人に喜んでもらえるような仕事を、来年はもっとがんばって行こうと思います。


 - 未分類