コブラ

   

2018年10月9日(火)

飲食業の業界誌はあまり見ない。見たところでそれらはどうしても「業界のため」なモノが多く、「お客様目線」な書籍は少ない。と、思いますので。

そしてそれらの本には、この業界で成功している「あくまで稀なケース」ばかりが掲載されているワケである。ま、当然と言えば当然で、本を作る側としてはそれが「ニュースになるから」こそ記事にする。それを真に受けて「ようし、こんな店を作ろう!」と踊らされる方が悪い。だって「稀なケース」という事は、他の人にはマネできないモノばかりなんだから。真に受けまくった挙げ句に倒産した俺が言ってるんだ、けっこうマジだぜ。

 

それでもたまに行く本屋さんなどでは「読みたい欲」に負け、つい手にとってしまう・・・。先日も松江で大きめな本屋さん(島根県レベル)に入ってしまい、やめときゃイイのに立ち読み。あるだけ全部、もう業界誌という業界誌全て読んだ(3時間半待たせた次女にも責任アリ)。

 

そしたらまぁ、出てるわな。かつての仲間や顔見知り、逆に大嫌いだった連中までもがみんな立派になって「社会にコミットメントしたいですね」とかインタビューされたりしてね。

く、悔しい・・・。あいつらは業界第一線でバリバリやっているというのに、なんで俺はもっと頑張れていないんだ・・・。

「自分らしく生きればイイんだよ」みたいな事言って逃げるようなマネはしたくない。こうなったら「ぢっぐしょおぉぉ〜〜〜〜」「うらやましぃぃぃ〜〜〜〜」と、正々堂々歯ぎしりしてやろうかなと思う。

もうコンプレックスまでも利用するしかない。誰かの足を引っ張って、それで自分のハードルを下げるようなトンマには成りたくないし、SMAPの「ナンバーワンにならなくても良い〜元々特別なオンリーワン〜」にはハッキリと「いや、アンタらナンバーワンじゃないですか」とツッコミを入れて行きたい。

 

ぃようし、仕事頑張るぞ!

まずは自分の「漢」を磨かねばならんという事で、寺沢武一先生の『コブラ』を10巻大人買い。現在は「カズレーザーの元ネタ」として有名なコブラ。

それにしてもすごい、最高にカッコいい。また一人憧れの男が増えた。それにしてももなんだ、この名言だらけの男のバイブルは・・・。

 

1978年連載スタートの作品。であるにもかかわらず、あの『トータル・リコール』の元ネタのようでもあるし、そして喫茶とおりみちの常連様なら誰もが知る『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』感が満載だ!なんで俺はコブラを読まずにここまで過ごしてしまったのか。

 

何年もかけて取り組んでいる「怒りのコントロール」。すぐにキレたりする自分をなんとかしたいと右往左往している毎日なのだが、『コブラ』を読んで思うのは、なるほど怒りとは「焦り」なのだな。「怒っている」とは、その状況、そのシチュエーションに「焦っている」だけなのだ。

という事は、「焦らない」でいられれば「怒らない」でいられるのか。そうか、どんな時も焦ってない風に振る舞えばイイのか。

このコブラやジェームス・ボンドのように、ピンチの時こそ「粋に振る舞う」クセをつければ「怒り」はない。なるほど・・・。

 

ちょうど明日はカミサン不在の営業。大黒柱ナシで、焦らずジェントルマン然として営業できれば、そりゃあもう俺もコブラだ。

「う〜ん、冴羽リョウみたいな事?」とカミサンに言われたが、あ〜近い!そういう事!てかカミサン、冴羽リョウ知ってるんだ。

 

ここまで1400字書いといて思うが、確かにコレを読むよりは業界誌読んだ方が役に立つな。間違いない。すまん。


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