ただの溝とはいえ、家族の流れであるわけで。
2018年6月22日(金)
昨夜も4kmスローラン。いったい何だというのか。俺は夜中になんでこんな事をしているのか。
多分にあるのは、オヤジや爺ちゃん達からの呪縛、「アルコール依存の血」からの脱却だろう。
オヤジも爺ちゃんもナイスガイであったのは事実だが、なんせ酒が悪かった。血縁関係にないのにこの両者はなぜかよく似ており、人好きはするくせにあまりにもシャイで、どうしてもアルコールを介さねばろくに口も利けないような男達だった。その分、飲んだときの反動は酷いもんで、大好きだった人たちにまでもご迷惑をおかけする事が多かったのだが。
まぁ、まんま今の俺やね。
とか言ってる場合では無い、あの二人の「善き人」の部分は引き継いでも、それ以外の部分は俺で断ち切らねばならん。でもそれがどうやったらイイかわからんので、とりあえず、あの二人が絶対にやらなかった「カラダを鍛える」というのに挑戦してみているのだが。
今の所、その大事な「善き人」のところまで失いつつあり、目下茫然自失。
ランチ、たくさんのお客様に来ていただきました。ありがとうございました。
今日は駐車場の奥の側溝を掘り返してもらった。思い起こせばたぶん30年。そのくらいはずっと水はけの悪い溝だった。
今日は友人のアツシがここを掘り返してくれたのだが、大方の予想を裏切り、どうやらカンタンな事にはならない。
どうやらこれは「ただの溝」、そして排水機能が無い事が判明してしまった。それでいつもいつもあんなに水浸しだったのか。アツシ的には「掘り返せば多分すぐに良くなりますよ」と言っていたのだが、まぁそんなもんだ。
もう掘り返すのはオシマイ、こうなると新しい溝を切るしかないという事になった。
ただ、この側溝の一番端っこのフタが開かない。
どうやっても持ち上がらないし、それにフタが開いたところで別になんにもないだろうと思っていた。
新しい側溝を作ってもらう段取りをしてもらいながら、もうこのフタ壊してもイイからと半ば強引かつ何の気なしにフタを持ち上げると、そこにはなんと排水のためのパイプが現れた。
続く
いや、別に続かない。
調べると、このパイプは我が家からオフクロの住む母屋の裏を通り、これで一応ちゃんと排水機能があるにはあった。アツシは「ここに詰まっている泥さえ取り除けば!」と思ってくれたみたいだ。予算の事もあるし、イイ業者さんだな。
だがしかし、新しい側溝をお願いします。30年分のモヤモヤをこれでようやく心機一転できそうなんだ。爺ちゃんとオヤジの流れを、ここで俺が一旦断ち切って、俺が俺のゼニで新しい流れを作りたいんだ。
優しい爺ちゃんとオヤジだった。きっと「アイツ、あんまりお金かけんなよ」と草葉の陰トークを繰り広げていそうだ。でも、ここは「俺の真の自立」のために一つ新しい俺の流れを作らせてもらいたい。多少のお金がかかっても、それが俺の自信になると思うのだ。
なんて思っていたが、アツシと担当の人いわくそんな大層な金額ではなかった。・・・たいそうな事ばかり妄想し、ちょっと恥ずかしいね俺。