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2017-05-02

35年ぶり

2017年5月1日(月)

早いですな、もう5月だってよ。

 

ランチは満席御礼、ありがとうございました。バタバタしてしまいロクな接客も出来ない中、お帰りの際にレジにて「ママさんは?」と尋ねられる。ウチでママさんといえばオフクロの事で、多分いるとは思うのですが・・・と言うと、「じゃあお家の方に行ってみます」との事。オフクロのお友達の方かな、くらいに思っていた。

 

ランチ終わってダイチの所で髪を切ってもらった。腰が痛いの知ってくれててわざわざ椅子にクッションを置いててくれて嬉しかった。

そうやって髪切ってもらってると、オフクロが「キヨミちゃんよ〜、アンタ気づかなかったの?」と先程のお客様と一緒にメルヘアに突撃してきた。そりゃ気付かないよキヨミ姉ちゃん、あれから35年経ってるんだもん。キヨミ姉ちゃんは俺が小学校に入る前にウチでアルバイトしてくれてたお姉さん。「けどしんちゃんは小さい頃のまま、大きくなったねぇ〜」と言われたが、どこにこんな藤竜也みたいな小学生がいるんだよ。お元気そうで何より。「指切ったって読んだから。セメダインとか塗っちゃダメよ!」って、キヨミ姉ちゃん、ココ読んでいるのね・・・。照れくさいわ。

一連の流れを見ていたダイチからも「けっこうみんな読んでますよ」と教えてもらったが、今後も思いっきりさらけ出して行こうと思っておりますのでどうぞよろしく。

 

次女とバレーボールの練習していたら、ボールが水路に落ちた。あら〜、流れて行っちゃったか。

このまま流れてくれれば取り出せるのだが、どうやら途中で止まってしまったらしい。

 

水路は店の駐車場の地下を流れており、ボールを取ろうと思えばその地下水路を進まねばならない。35年前に探検した事はあるけれど、もうその好奇心は死んでしまった。あぁ〜、なんかイヤだなぁ〜。でも、次女が楽しく遊んでるボールだしなぁ〜。仕方ない、冒険してみるか。

次女に「もしパパが戻って来なかったら、ママとお姉ちゃんとすーちゃんと4人で仲良く暮らして行くんだよ」とフザけた事言いながら35年ぶりの冒険スタート。だんだん狭くなっていく。蜘蛛の巣とかヘンな虫とかキモチ悪い。

 

ウチのお店にお越しになったお客様ならわかってもらえるかも知れないが、駐車場の網の部分まで来た。これ以上は狭くて進めない。なんとかボールは見えたが、あと10mくらい先。国道の真ん中あたりで止まってて、どうにもならない。大雨の日を待とう。

 

狭い地下水路を戻ると、次女と三女が待っててくれてた。が、俺のエプロンを持った三女がポロポロ泣いてる。いやぁスマン、ボール取れなかったよ。三女は「ぱぁぱ、もう帰ろう、もう帰ろうよ」と泣いていた。

 

家に戻り、キッチンにいたカミサンに「なんで泣いてんの?」と尋ねられると、三女は「寂しかったのよ!とても寂しかったのよぉ〜〜〜!!!」と、大号泣。俺の「パパが戻って来なかったら」の冗談が良くなかったらしい。悪かった。

 

夜中、一連の話を土建屋S社長に話すと「それはマスターが良くない。そういう冗談はダメよ」とお叱りをうけた。

 

悪かったなと思う反面、三女が俺を心配してくれたのが嬉しくてたまらん夜でした。


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