そういえば竜宮城に連れて行ってもらってない
2017年2月1日(水)
先日、大阪の友人から電話があり「ごめ〜ん!今日、島根に遊びに行くつもりだったんだけど、仕事で無理になってもた〜」と宣う。
なるほど、来れなくなったのは残念な話だが、その前にそもそも「島根に来る」なんて一切聞いていない。まずは来ると連絡しておいて、それから「来れない」でしょ・・・。何故に俺の友人たちは、一切の連絡なしに遠く山陰の寒村までやってくるのか・・・。
そういえば年末に島根にふらっとやって来たディビッドも、西宮から全くのノーアポでやってきた。もし俺がおらんかったらどうするつもりだったんだろう・・・。まぁ、喫茶店のマスターなんだから、だいたいはいますけれどもね。
ランチはノンビリとした営業だった。カミサンと「確定申告ってイヤね」「そうね」なんてボケーっとしていたら、カウンターにWWE(アメリカのプロレス団体)のレスラーみたいなお客さんが座った。
謎の中国人のようにも見えるこの男はカワセ、神戸時代の後輩だ。「10年ぶりデス!ご無沙汰しております!!!」。ご無沙汰はイイけど、お前三重で働いてるんだよな?「はい!名張市で頑張ってます!」
名張からフラッとね・・・。
遠いって・・・。
聞けば松江市にいる友達に会いに島根まで来たらしいが、せっかくだからとちょっと「とおりみち」まで来てみたらしい。ちょっとって、松江からは2時間半かかるんだけど。そしてこいつもやっぱり連絡して来ないのか(ちなみに上のディビッドも名張出身)・・・。
カミサンはカワセに会ったことが無かったらしく、この、舌は割れてるわ耳たぶには遠くまで見渡せるほどの穴は開いてるわのカワセとの関係性を訝しんだ。昔カワセがまだ「亀」だった頃、俺が「浦島太郎」で・・・、と説明したトコロで「いや、やっぱ聞かんとくわ・・・」とカミサンはキッチンに戻って行った。ここからが結構面白い話なんだが、カワセ側からも「すいません、その話は僕も勘弁してください!」とストップがかかった。
2時間ほど、懐かしい話や会ってない間の報告会。そうか、カワセも頑張っているんだな。今度は俺が名張に行くよとウソをついてお別れした。
いい加減でどうしようもない奴らばかりだが、本当にイイ友人ばかりでありがたい。心から「友達は宝物」だと思う。しんどい時「あいつらにカッコ悪い所は見せたくないもんな」と、友人たちみんなの顔が浮かんで助けてもらう事もしょっちゅうだ。
カミサンは「電話してくれたら準備しとけるのに・・・」と言ってくれるが、だからこそ、みんな「奥さんに気を遣わせたくないから」って言わずに来るんだろうと俺は分かっているよ。
懐かしい後輩に会って元気をもらえた。もう頭痛いのもとっとと治して、また元気にバリバリ働くぞ〜〜〜!
カワセ、来てくれてありがとう。2月の良いスタートになったぜ。