夢があるわ〜
2016年9月24日(土)
朝起きてすぐにコロちゃんの散歩へ行き、本日は普段よりも2時間早くお仕事スタート。カミサンからは「なんでそんなに元気なの?」と聞かれるが、俺にもよくわからない。けど今日は三姉妹がみんないるから、ダラダラした姿を見せられないのは事実。
お昼、となりの地区の保育園で運動会があったようで、運動会終わりのファミリーで満席。ありがとうございました。常連様は「今から行くので、アレとアレとアレを用意しておいてください」なんてお電話してくれるので非常に助かりました。
次女は朝からお友達のところへ遊びに行っている。昨晩、「明日みーちゃんのお家にお泊りに行ってもいい?」と聞いてきたが、そちらへは先週もお泊りに行っている。2週連続なんてご迷惑をお掛けするわけにはいかない、今週はダメ。お昼の間だけなら遊んでも、という事で。
次女はいわゆる「イイ子」。仲良しのお友達も多く、先生からも褒められたり、バレーやピアノも頑張っている。長女なんて一人でお泊りなどまだした事は無いが、次女はへっちゃら。お勉強は好きではないらしいけど、宿題だけはなんとかやり遂げる意地もある。長女と三女は甘えてくれるが、次女からは「自分でやる」という意思みたいなモノや「責任感」を感じる事も多い。カミサンと「アイツはどっちに似たんやろか?」「ん〜・・・?」と、お互いわからない。
なんとなく次女は、大きくなったらきっと遠くに行ってしまうんだろうな、とカミサンにつぶやくが、なぜか鼻で笑われた。
夜、一瞬カウンターまで埋まる満席。ありがとうございました。入れなかったお客様、大変申し訳ありませんでした。春には、4月にはsukimonoさんがなんとかしてくれると思います。(俺もなにか対策を考えねば・・・)
俺がカウンターでエレガント(バタバタ)に仕事をしていると、キッチンから次女とカミサンの楽しそうにおしゃべりしているのが聞こえる。次女、今日も楽しく遊べたようだ、よかったね。早くお風呂に入りなさいよ〜。
俺もキッチンで今日のその楽しかった様子を聞きたかったが、カミサンと次女のお話はそういう内容では無かったらしい。ニヤニヤしているカミサンから聞くと「次女、店継ぐってよ」とぶっ飛んだ告発。
次女(小3)の言うことをいちいち真に受ける事は無い。無いけれどもよ、この「子供から跡を継ぎたい」と言われた時の喜びって、ビリッビリにしびれる。あの『流れる星は生きている』ではないが、「あ、これで死んでもイイ」くらいに思えた。いつも「とおりみちは俺でオシマイ」と言ってるマスターだが、聞いたその一瞬で「ならばあそこに修行に行かせて、あ〜それからあそこで揉んでもらって・・・。という事は、俺はあと20年は頑張っていかなきゃな」なんてプランを妄想したほど。
まわりの社長連中見ながら「こんな山奥で子供に商売継がせるなんて」と自虐的にスカしていたけど(俺がまさにそうだから)、いや〜コレほど嬉しいものとは・・・。小3でこんなに夢見させてくれるか、次女よ。そりゃあカミサンも鼻で笑うわ。
店内では、娘と息子が結婚したいわゆる「両家」のお食事会が開かれていた。いいですね〜、お互いの子供が結婚して地元で働いて、そしてまた自分の家業を継いでくれて・・・。
俺のアイデンティティがぶっ壊れた夜。あ〜わかってるわかってる、小3小3。小3が言った事よ、でも、彼女が大きくなって盆と暮れに会いに来てくれた時に絶対に「りこちゃんはね、このお店を継いでくれるって言ってくれてね。パパは本当に嬉しかったんだよ」と毎年言うと思う。そのくらい嬉しかった。それほど嬉しかった自分にもビックリしてるけど。
2016年9月25日(日)
お米、ちょっと頑張らなきゃ!だって次女がお店で使うだろうし!と田んぼを耕しに。計6時間トラクターを運転。これで来年の稲作の準備完了。